悲しい北京、重慶の旅11ー磁器口、老街
大足県の外れで遅い昼飯を食べた後、再び重慶市街に向かった。 同じように2時間半ほどで市街地が見えてきた。雨はやんでいるが 天気は良くない。「何処に行く?」、「わからん」 「森林公園があるけど行く」、「行く人が多いよ」 「じゃあ行くよ」という事で案内された。入場料は無料だという。 中に入ると、どうやら「監獄跡」らしい。日本軍だったのか、 国民軍だったのかよくわからないが、ここで、人民軍の英雄的な 兵 […]
大足県の外れで遅い昼飯を食べた後、再び重慶市街に向かった。 同じように2時間半ほどで市街地が見えてきた。雨はやんでいるが 天気は良くない。「何処に行く?」、「わからん」 「森林公園があるけど行く」、「行く人が多いよ」 「じゃあ行くよ」という事で案内された。入場料は無料だという。 中に入ると、どうやら「監獄跡」らしい。日本軍だったのか、 国民軍だったのかよくわからないが、ここで、人民軍の英雄的な 兵 […]
昨日の夜にかなり食べすぎだった事もあって、今日は朝御飯抜きであった。 途中でちょっと買い食いをしたが、やっぱりお腹が空いて来た。 運転手に、「食事に行こう」と頼んだ。 「この土地の料理が好い」と言うと、「辛くてもいいか?」と聞いて来る。 やはり、ここは四川の地だ。普通の料理が辛いのだ。 「勿論大歓迎だ」という事で案内してもらった。 県道みたいな道路の脇にある「道端のレストラン」という感じの店だが、 […]
ぼんやり見てると、ただの石像の群れだが、じっくり見ていると中々面白い。 とても味のある石像ばかりだった。 どうして、こんな辺鄙なところに、これほどのものが次々と造り続けられたのだろう。 驚くばかりだ。 広大な中国各地のところどころに、このように仏教の史跡が集まっているのは、 中国での仏教の力というものを考えてしまう。こういう力が、日本にも及んで 日本の仏教もあるのであろう。 それが今では、中国の仏 […]
宝頂山の世界遺産、大足石刻を更に巡る。仏教に纏わるいろいろな寓話が彫刻されている。 実に多岐に渡るので壮観だ。 これは、九龍浴太子像だ。 釈迦が誕生した時に、9匹の龍が現れて、暖冷、2種の水を吐き沐浴させたと いうような寓話に基づくものらしい。 この構図の感じが面白い。龍は龍らしくないけどね。 これは、孔雀明王だ。 孔雀が毒蛇や害虫を食べるように、人にもたらされる害悪を食べてくれる 菩薩仏という事 […]
いよいよ世界遺産、大足石刻だ。 宝頂山という山の側面に夥しい、石像が刻まれている。 龍門石窟とか、雲崗石窟とかとは又違った様相だ。 龍門石窟とか、雲崗石窟は天然の岸壁を大掛かりに削り取って 巨大な仏像を刻んでいるが、ここのは山肌の岩を利用して、小刻みに 刻み増ししていったような感じだ。正面にドンとあるというのではなく 山を巡る道々に、次々にあらわれるという感じになっている。 そして、仏教の教えを刻 […]