四川省、楽山大仏、峨眉山、蜀の桟道の旅-09
金頂の絶景は続く 苦しいのでゆっくりゆっくり歩きながら、金頂の反対側に回って行った。 「何と」こちらの景色は一段と素晴らしい。 遥か彼方に幾重にも重なった高峰の峰々がシルエットになって雲の海の中で見え隠れ している。 日本の北アルプスのどこかの峰に登って、遥か3000m級の山々を見渡すかのようだ。 前に行った黄山には四奇四絶といって、奇岩、雲海、奇松、温泉を指してそういう そうだが、雲海の中にうか […]
金頂の絶景は続く 苦しいのでゆっくりゆっくり歩きながら、金頂の反対側に回って行った。 「何と」こちらの景色は一段と素晴らしい。 遥か彼方に幾重にも重なった高峰の峰々がシルエットになって雲の海の中で見え隠れ している。 日本の北アルプスのどこかの峰に登って、遥か3000m級の山々を見渡すかのようだ。 前に行った黄山には四奇四絶といって、奇岩、雲海、奇松、温泉を指してそういう そうだが、雲海の中にうか […]
峨眉山、金頂に至る ロープウエーを降りるとそこは冬山の世界だった。 峨眉山は三峰からなっている。この金頂は標高3077m、その先に千佛頂、万佛頂があって 万佛頂は最高峰3099mだ。しかし、今日は金頂から先は通行禁止になっている。 凍結して危険なのだろう。 日本で言えば、槍ヶ岳や穂高岳の山頂に一気に運びあげられたようなものだ。 元々、峨眉山は仏教の信仰の山だ。 山の至る処に寺がある。入り口には報国 […]
登山道を歩いてロープウエー乗り場まで 登山口ですぐにロープウエーに乗れると思っていたら甘かった。 ロープウエー乗り場まで、更に登山道を歩くのだ。 既に道は一面の雪世界だ。道は凍りついている。「大丈夫かな?」と思うがなんとか なるだろう。 さすがにたくましく行く先々で、貸大衣の店がある。ダウンジャケットを貸しているのだ。 今日は晴れて暖かいのと、寒くなりそうなのが分かっていたのである程度寒さの用意は […]
峨眉山への道中は雪道になってしまった 昼飯を食べ過ぎて満腹だが、動くのは車だから問題ない。 このままロープウエーの所まで行けたら実に快調だ。1時間半位で着くだろう。 車は順調に高度を稼いでいく。 1時間くらい登っただろうか、車が止まった。大きなゲートがあって、駐車場がある。 「ここから先は、自家用車通行禁止になっている」と運転手が言っている。 ここで登山専用バスに乗り換えて行くのだそうだ。 「環境 […]
とりあえず昼食で腹ごしらえ 予定よりは1時間くらいオーバーしてしまったが仕方がない。 明るい内に峨眉山に登れれば帰りは遅くなってもいいじゃないかと思い、とりあえずは 昼食だ。 運転手さんに、「どっかいいとこない?」と聞いた。「どんなのがいい?」と お決まりの返事だ。「ご当地モノがええわ」と言うと、 「鰱魚はどうだ?」と言う。「何それ?」と聞いてもよくわからない。 「わからんけどええよ」と適当な返事 […]