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四川、陝西他/西安、竜門、楽山、峨眉

四川省、楽山大仏、峨眉山、蜀の桟道の旅-16

工事現場はテント暮らし 河べりの桟道というと、昔は岸壁に穴を穿ち、そこの杭を差し込んで土台にして、 それを並べた上に石板などを敷いて道にしたのだそうだが、今はただその場所に 古めかした材木で桟道を造っているだけだ。それでも昔を偲ぶよすがにはなるだろう。 それにしても、ここ明月峡の復興のためだけなのだろうか、このあたり一帯は かなり大きな工事現場になっている。どうやら、何か大きな化学プラントのような […]

四川省、楽山大仏、峨眉山、蜀の桟道の旅-15

蜀の桟道、明月峡 「やっと着いた」と喜んで、高速の出口に行く。料金所で運転手が何か聞いている。 「明月峡は修理中」と言っているようだ。 「あっちゃー。やっぱりか」 運転手は苦笑いしながら、Uターンしようとしている。 「ちょっと待ってくれ。行けるだけ行こう。ちょっとくらい垣間見できるかもしれん」 と強引に行ってもらうことにした。これで何も見んと帰るのはあんまりやないか。 ここからは殆ど地道だ。河原の […]

四川省、楽山大仏、峨眉山、蜀の桟道の旅-14

蜀の桟道、道遠し 今の時点では剣門関が地震の為に壊れて修復して居るのか、自然崩壊が進んだので 大幅に立て直しをしているのかはよく分からない。 もし、地震の影響なら他のところも見れない可能性がある。 そうなると、千佛崖などは名前からして危ない確率が高い。だから先に遠くにある 明月峡に行こうと決めた。 とにかく先を急がないといけない。 広元インターまでは順調だ。 そこから先は工事中が多い。どうしてもゆ […]

四川省、楽山大仏、峨眉山、蜀の桟道の旅-13

蜀の桟道、剣門関 走る事、約2時間半で高速を降りた。側道からどんどん山の中に入っていく。 山もだんだん尖ってきた。 「いよいよかな?」と期待に胸が躍る。 看板が見えてきた。 「?」しかし、その方角に行けない。道が塞がっている。 しかたないから更に先に進む。又看板が見えて来た。 「ここか」と思うが、そこも左に曲がれない。 運転手も「?」顔だ。もう村に入ってしまった。 「聞いてきます」と運転手が下りて […]

四川省、楽山大仏、峨眉山、蜀の桟道の旅-12

蜀犬日に吠ゆ 「蜀犬日に吠ゆ」という諺がある。四川省すなわち蜀の国は天気が悪く 霧がかかったような日々が続くから、偶に日が出ると犬が驚いて吠えたてる という話だ。 つまり知っている人なら当たり前の事を、無知ゆえに初めて気づいた人が 鬼の首をとったようにわあわあ言いたてるような事を指している。 そういえば最近はそういう人が多いような気もするが気のせいかな? それはいいとして、今日は朝から成都の街は霧 […]