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四川、陝西他/西安、竜門、楽山、峨眉

四川省、ミニSLの旅、芭石鉄道を行くー13、街子古鎮へ

「これから街子古鎮に向かいます」と運転手が言うが、 「えっ、そんなとこ行くの?」と皆思った。 そういえばスケジュール表を送って来た時に、青城山、都江堰に行く前にもう一か所 書いてあったのを思い出した。 「全然気にしてへんかったなあ」、 「まあええやんか、どうせ行く途中やし」 特別期待はしてないが行ってみたらそれなりにええかもしれん。 五代時代とか後蜀時代に川西水郷と言われ文人に愛されて1000年以 […]

四川省、ミニSLの旅、芭石鉄道を行くー12、成都で朝ごはん

折角ホテルに朝ごはんついてるのに、しかもそれが特別まずいわけでもないのに、 「ホテルで食ったらおもろないから、外へ何か探しにいこか?」という話になる。 「わけがわからん」ようだが、まあそれはそれでいいのだ。 「確かそう遠くないところに小吃屋みたいなのがあるはずやで」 事前にいろいろ調べていた友人が言う。 「ほんなら行ってみよう」、暫く歩くと大きな交差点があって、対角線側に 露台を出していろいろ売っ […]

四川省、ミニSLの旅、芭石鉄道を行くー11、川劇を見る

ご飯を食べているうちに雨が小振りになってきた。 さあ、いよいよ楽しみの川劇を見に行こう。 川劇というのは、簡単に言えば歌舞伎のようなものだ。 中国では京劇が一番有名だが、それぞれの地方にいろんな古典芸能として歌舞伎のような ものがある。その四川省版が川劇というやつだ。 ずっと前に成都に来た時に一度見に来たことがある。しかし、それはどうも「ちゃっちいなあ」 という印象だった。それで川劇ってあんなもん […]

四川省、ミニSLの旅、芭石鉄道を行くー10、成都に戻って晩飯だ

さて、たのしいSLの旅は終わった。 今回思ったのはこんな事だ。 世の中がどんどんシステム化され、コンピュータ化されていっている。とくに列車の 運行システムなんかはその最たるものだ。そんな中で、メカニックの塊である蒸気機関車 を日々の暮らしの中に組み込んで人間系だけで運行している。 「ええなあ、こんなの」 日々の暮らしの中にエアコンがないのであれば列車にもエアコンは必要ない。 短時間の必要に迫られた […]

四川省、ミニSLの旅、芭石鉄道を行くー09、芭蕉溝駅から石渓駅まで戻る

「出発するぞおーー」と乗務員が大きな声をだしても、村の人はあわてない。 どの駅でもゆっくりやってきて、ゆっくり乗り降りする。 いよいよ、「ボーーー」と鳴らして出ようとするとあわててとびのっている。 まあ、結局は1分1秒違ったらえらい事になるようなもんではないから適当で いいのだ。 さて、仙人脚駅だろうか、葉子埧駅だったろうか、窓から外を見ていたら、 「グェーー、グァーー」とまるで豚が叫ぶような声が […]