中国、南潯遊(杭州日記の続き)-05 舟の窓から
舟の上にいるととても中国にいるとは思えない静かな時間が流れていく。 おばちゃんが舟をこぐギィー、ギィーと言う音がゆったりしたリズムで聞こえ てるだけ、時々何か喋ってくれる。それなりに気を遣って説明したろと言う気 持ちなんやろけど、よう分からへんのが半分、あんまり興味ないんが半分でど うも聞いてないなと分かって来たんかだんだん喋りはらへんようになってきた。 運河は縦横整然と交差してるわけではなくて、 […]
舟の上にいるととても中国にいるとは思えない静かな時間が流れていく。 おばちゃんが舟をこぐギィー、ギィーと言う音がゆったりしたリズムで聞こえ てるだけ、時々何か喋ってくれる。それなりに気を遣って説明したろと言う気 持ちなんやろけど、よう分からへんのが半分、あんまり興味ないんが半分でど うも聞いてないなと分かって来たんかだんだん喋りはらへんようになってきた。 運河は縦横整然と交差してるわけではなくて、 […]
さて、こんな具合に先に出口があって、入り口に廻って、出たら又入り口まで 戻ってその次の出口も通って入り口に向かってとこっからさきも繰り返すのは たまらんやんか。もうこんなんやめて舟に乗って廻ろうやという話はすぐさま まとまって、舟にのる。 手漕ぎの舟はおばちゃんが漕いでくれる。 途中で見学したいとこがあったら止めて待ってくれるみたいだ。しかしガイド ブックもなんも持ってへんのでどこで止めてもろたら […]
この街は運河だらけのようだ。舟で観光してる人も多いように見える。手漕ぎ の舟がええ感じやんか。 わしらも乗りたいなと思うが、まず近場は見ておこう。隣は張さんという人の 旧家だそうだ。これも象さん組かな? しかし、最初に言ったように反対から来てるというハンデキャップがある。 ほら見てみい、先に出口にあたるやんか。行く難くてしゃあないやんか。 暑い中とぼとぼと入り口に向かう。 水辺やから少しは助かるけ […]
マイケル・サンデル、「それをお金で買いますか」 この本を読んでよかった。前に、「これから正義の話をしよう」と言う本を読 んだときもそう感じた。善や協調という事にについて、こんな風に分かりやす く語る人は多くないと思う。 市場原理、競争原理という言葉がどこでも語られるようになっている。仕事の 無駄をなくし、その仕事がやるに値する対価を得られるのかどうかを市場原理 に晒して見極めなければならないといつ […]
最近普段飲むお酒はばらばらで支離滅裂になってきている。高級なブランデー を飲むときもあるし、海外旅行で買ってきたウィスキーの時もある。さすがに こういう時はうまいなあと思って飲む。 しかし、もっと頻繁に普通の焼酎やウイスキーを水割りで飲む時は。味は適当 でほどほどに酔ったらええやと思うことが多い。こだわるのが面倒な時もある のだ。去年の年末にはさすがに年越しくらいじっくり飲みたいなと思って例年 の […]