北京の春ー04.「福家楼」で老北京料理の晩飯
たくさん歩いたから、たくさんお腹がすいた。 もう首から上は、「冷たいビールをギュインと飲んで、美味いもん食って・・・」というモードに なりきっている。 「早よいこ」 「昔からの北京料理を食わすとこに行くか」 「宮廷料理と違て、家庭料理やで」 この人数やと、タクシー2台になる。ちょっといやなパターンだ。よっぽど有名か、よっぽどこっちが しっかり知っててきちんと道順を指示できるのでないかぎり、びしっと […]
たくさん歩いたから、たくさんお腹がすいた。 もう首から上は、「冷たいビールをギュインと飲んで、美味いもん食って・・・」というモードに なりきっている。 「早よいこ」 「昔からの北京料理を食わすとこに行くか」 「宮廷料理と違て、家庭料理やで」 この人数やと、タクシー2台になる。ちょっといやなパターンだ。よっぽど有名か、よっぽどこっちが しっかり知っててきちんと道順を指示できるのでないかぎり、びしっと […]
さてホテルにチェックインも終わったし、晩飯までには大分時間がある。かといってしっかり観光する 程の時間はない。 「近場を散歩しながら紫禁城でも見に行こうか」王府井から歩いて行ける距離だ。 今は北京首都劇場の隣にいる。もし目の前の王府井大飯店に泊まることがあれば、そして、15階より上の 部屋で西向きの部屋が取れたならば、そして夕陽の美しい夕暮れであれば、息をのむような美しい紫禁城の シルエットが部屋 […]
北京到着は友人達と便は違うが殆ど同じ時間だった。ターミナルも同じだから簡単に合流できた。 「とりあえず両替しょうや」何はともあれ軍資金が必要だ。北京の場合いつも3階の出発ロビーJALカウンター の横にある中国銀行に行く事にしている。所謂空港の外貨両替所ではなくて普通の市中銀行の支店だから 交換レートも市中と同じだ。店に入って、「両替したい」と言うと、「あっちの窓口に行け」と言う。 ずずっと左の端ま […]
先日友人達と北京に行った時の話をしよう。 と言いながら急に話は飛ぶが、ペンネームを決めたのだ。「泥魚」と書いて、「でい」と読むのだ。 吉川英治の「三国志」という本の中に出て来るのだそうだ。この小説の元になった中国の「三国志演義」 とかには出て来るのかな?後で調べてみよう。 とりあえず泥水の底にへばりついている小さな魚をイメージしてもらいたい。ちびちびにゅるにゅるっと したやつだ。かっこよく水中を泳 […]
バイヨンの周辺には○○のテラスといわれる場所が沢山ある。 それぞれに物語りがあるのだ。ここは壮大な叙事詩の石造と彫刻で語る場所なのだ。 象のテラスには当たり前だが象の像がある。 瀬王のテラスは三島由紀夫の戯曲にも出て来たから一生懸命探して見に行ったが、風がびゅっと吹 いていただけだった。 「もっと勉強して来いへんと、何もわからへん」のだ。 特に順路と言うのはないから、あっち行ったりこっちいったりと […]