最近夢中で読んだ本、イアン・マキューアン、内田百閒

イアン・マキューアン、「土曜日」 脳の手術の描写がすごい。クラシック音楽をBGMに、淡々と正確に芸術家の ように難しい手術を進める。 まるで出来ないことはないかの様だ。 こういう男のある日を克明に追いかけるという形で物語が進んでいく。 テロにあったと思しい飛行機が炎上しながらヒースローに着陸しようとするところを 目撃するところから始まる。 認知症への母への思い。 違った道を歩む子供たち、そういう暮 […]

景徳鎮新作の大皿

年末に、久しぶりに母親が施設から帰ってくるので、 少し部屋の整理をした。いらないものは思い切って棄てた。 今迄は、なかなか棄てられず、もったいないといつまでも置いていたが、 ガラクタばかりで収拾がつかなくなってしまっている。 そんな中で長い間目にしなかったものも見つけて、 いいものは取り出して飾ったり、じっくり看たりする機会もあった。 この時、見つけたのがこの大皿。 以前に景徳鎮に行った時買ったも […]

中国の高速列車

遥か何十年か前の話になってしまったが、私が大学に入った頃、 大阪から北九州まで8時間の特急ができたばかりだった。 それまでは11時間かけて夜行で行っていたのだ。 今では、新大阪から博多まで2時間半の時代になってしまった。 中国も丁度あの頃の日本のような時代になりつつあるのかもしれない。 どんどん鉄道網が整備されて、いろんなところで高速鉄道が動き出したと聞く事が多い。 上海-杭州の新幹線に乗るツアー […]

南画風に挑戦

中国で買った子供向けの漢詩の本をみていると、いいのがあった。 これは、名作を憶える為に、簡体字の漢字にピンインの振り仮名を打ったもので 中国語で漢詩を憶えるのにとてもいい。 初春小雨 韓愈 天街小雨潤如酥 草色遙看近卻無 最是一年春好處 絶勝烟柳満皇都 郊外の柳が目をふいて、青さが目に染みるほどの頃、 ぬめるような春の雨が心地よく降る様子が思い浮かんでくる。 こういう風情を画に描きたいものだと常々 […]

棚田の香り、龍背の茶

丁度今まで飲んでいた中国の茶が切れたので、気分を変えようと探していたら、 昨年桂林に行った時買った龍背の茶を見つけた。 ちょっと時間はたっているが、真空パックで保存していたので大丈夫だろうと 勝手に決める。 桂林の後、龍背というところに棚田を見に行った時買ったものだ。 緑茶ではあるが、味も香りも結構強い。 だがすっきりした爽やかさもある。 自己主張の強い茶のようだ。 中国はどこに行っても茶があるし […]