組曲、「展覧会の絵」
画から音楽が聞こえる気がする時がある。 怒涛のような激しさであったり、雄大な響きであったり、悲しみに満ちた 音楽であったりする。石濤の水墨画などは、静寂だ。静謐な静寂が 立ち込めて、せせらぎや鳥の声だけが聞こえるかのようだ。 そんな音楽を感じさせる画を画きたいものだが、なかなかそうはいかない。 レコードを見ていると、ムソルグスキーの「展覧会の絵」というアルバムが あった。ムソルグスキーが友人ヴィク […]
画から音楽が聞こえる気がする時がある。 怒涛のような激しさであったり、雄大な響きであったり、悲しみに満ちた 音楽であったりする。石濤の水墨画などは、静寂だ。静謐な静寂が 立ち込めて、せせらぎや鳥の声だけが聞こえるかのようだ。 そんな音楽を感じさせる画を画きたいものだが、なかなかそうはいかない。 レコードを見ていると、ムソルグスキーの「展覧会の絵」というアルバムが あった。ムソルグスキーが友人ヴィク […]
ずっと以前、ラーメン食べ歩きに凝っていた頃、堺にある「プノンペンそば」の 噂を聞いて食べに行った事がある。トマトの入った野菜たっぷりの麺でおいしかった。 その頃は、中国やベトナム、タイ、カンボジアなどアジアの国々のどこにも行った 事がなくて、だから「あじあん」な食べ物も知らないし興味もなかった。 今は違う。プノンペンには行った事はないが、シュムリアップにあるアンコールワット 遺跡に行って感動した。 […]
張岱、「陶庵夢憶」 張岱は明末、清初の頃の文人、史家である。号は陶庵という。 「明朝瓦解までの前半生、およそこの世にある美しきもの、 楽しきもの、愛すべきものはこれをとことん貪って飽くことを知らなかった」 本のカバーにこんな風に書いてある。 ありあまる財産がありながら科挙の試験も受けず、あらゆる贅沢を尽くすだけの 暮らしだったけど、明の瓦解と共に財産を全て失ったという。 そんな食うにも事欠く暮らし […]