今の大連は寒さが始まった頃でしょうか。それでも大阪人には十分寒いです。
零度前後、朝夕の冷え込みで零下何度かというところでしょうか。
時間があったので、大連の街を、歩いたり、タクシーに乗ったりと回って何時間かたちました。
体が冷え切ってきました。
「何か暖かいものが欲しいね」と目で探します。
期待は、屋台の饅頭とか、湯の類です。
場所が悪いのかなかなかありません。
とうとうホテルの近くまで戻ってしまって、喫茶店を見つけました。
「入ってみよう」
「いらっしゃい」と言って、水のグラスが置かれます。
之は、珍しい。中国で水がでることは殆どありません。
水と言ってもお湯ですが、レモンで味がつけてあります。
なかなかおしゃれですね。
メニューを渡されてみると、やはり日本風、コーヒーやジュース類、
軽食まで何でもあります。
日本人客が多くて、それ目指した店なんでしょうね。
その中で、「ロシア風スープ」みたいなものを見つけました。
「これ3つ下さい。」
店員はスープだけだと不審そうです。
でもこれだけが欲しかったのきっぱりと頼みました。
出てきたのは、トマトスープ。
とてもスパイスが効いて、この寒さにすばらしくおいしかったです。
それに、つけあわせのガーリックトーストがまたおいしい。
大連は今でもですが、昔からロシア人がよく来る土地らしいので、ロシア人街やゴーリキー通があったりします。
ロシア料理も美味しいのかもしれません。
至福の休憩時間でした。
毎週水曜は食べ物の話です。