大連への旅の飛行機で暇だったので、映画、「ダイハード4.0」を見ました。
暇つぶしには、丁度いい娯楽アクション作品です。
でも、なぜか寂しい気持ちが残りました。
どんな苦境にも負けないアクションヒーロー!
娘の危機はかならずお父ちゃんが助けるぞ!
こういうのはどうでもいいのですけれど、
「想像力の欠如」とかいったものを感じました。
ネットの世界やコンピュータの世界、ハッキングの世界・・
今の世相そのものですが、コンピュータの世界のわけのわからなさの部分を、
無理なシチュエーション造りにつかったり、
強引なストーリー展開のつじつまあわせにつかっているだけで、
現実感が全くなかった事です。
先端技術(といえるかどうかは別にして)を映画の場面に使うなら使うで、
もう少し、それにまつわる良い事、悪いこと、凄いこと、まだ未熟なこと、いろいろ分かった上で、
それでも、ちょっぴり夢を見れるような映画にして欲しかったと思うのですが、
それを言うならハリウッド映画ではないですね。
あまりにもひどかったように思えたのでつい愚痴がでました。
高度の減圧による酒の酔いのせいかもしれません。
毎週木曜は映画、音楽、書画に関する話です。