展望台を出発。
さて、まあまあの絶景をながめた。
水分と糖分を補給した。
最後の難所に向かおうではないか。
ぼちぼちと歩き始める。

かなり疲れてますなあ。
やっぱり体力は随分落ちている。体が重い。
樹林帯を歩く。
ここらへんから少し傾斜がゆるくなってきてる。
やれやれ、ちょっとありがたい。

風は吹けへんけど、日が照らへんのがとてもありがたい。
後ろに人の気配がしたら、すぐに道を譲る。
若い人はずんずん歩いて追い越して行きはる。ええですなあ。
追い越して行った人が、振り返って、
地下足袋って具合良いですかって聞いてくる。
とても歩きやすいですよ。素足感覚で気持ちが良いって答える。
地下足袋ではなくて、5本指のトレッキングシューズやとかなんとか、詳しく説明してる暇はない。
そういうシチュエーションでもない。
ただに行きずりの挨拶ですわ。
樹林帯をずんずん歩く。
道に沿って川が流れてる。

橋もある。
こういうの、ええですなあ。

とはいえ、風情に浸ってる余裕はない。
すこしずつまた傾斜がきつくなってくる。

結構きついですなあ。
下って来る人がいてる。
電車で登って、下りを楽しむ人達やろか。
それとも、このイベントで、もう登り終えて、下りも行こうというつわもの達なんやろか。
迫力ありますなあ。
集団で、ワッセワッセと迫ってきて、あっという間に追い越して行く人達もいてる。
大分上まで来てる。
この辺までくると、道にガラス片が落ちてるのがちょっと気になる。
空き瓶とかをそのまま捨てて行く人がいてるんやろか。
欠片の尖ったとこが上を向いてると結構あぶない。
ゴツい登山靴やと問題ないやろけど、わしの5本指の靴は結構薄い。
そうでなくても、トレイルランみたいな登り方する人は、薄い靴を履いてはる場合が多い。
サンダルみたいなシューズもある。
そんな人は気いつけんと怪我をする。
最後の急坂。
なんだかんだでとうとう最後の急登のとこまで来たみたい。
わしは、かなりハーハーヒーヒー。
一歩ずつゆっくり登る。停まったらしんどいだけなんで、頑張って、一歩ずつ前に出る。
覚悟はしてたけど、やっぱりキツイですなあ。
ゆっくり、ゆっくり。
やっと、コンクリート道に出た。
眼の前が大門だ。

やれやれ、やっと大門に着いた。
登りはこれで終わりだ。
登ってきたとこが見える。

足がパンパンに張ってる。ガクガクしてる。
さすが大門は立派ですなあ。

でもまだこれで終わりではない。終点の壇上伽藍までもう少し歩かんとあかん。
もうエエって、気分やけどもうちょっと。
もう登りはないんでまあ頑張ろう。
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