雨引山を抜けていく。
頂上あたりを過ぎたら、樹林帯に入っていく。
紀州の山、熊野の山、神秘の世界に入っていく?
知らんけど。
樹林の中を歩くのは気持ちがいい。
しかも、千年以上も前から、人々が歩いていた道筋だ。
順番に町石が現れる。

番号が減っていくのが嬉しい。
がんばる目安になる。

薄暗い森の中。日が照らないのが助かる。
どんどん歩く。
ちょいと石を積んである。

山の中を歩いてるとこういうのが多い。
道中安全祈願の意味があるんかな?
知らんけど。
どんどん町石が出てくる。

調子がいい時は早く出る。

しんどい時は遅く出る。

登ったり下ったり。
全体的には下ってる。
急に人だかりがした。

接待所かな?
これが噂に聞いてたお接待か。
高野山参詣道では、昔から、参詣する人たちを労うために、参詣道の近辺に住む人達が、お茶やお菓子の接待をするという習慣があったらしい。
四国でのお遍路さんに対する接待と意味は同じことですなあ。
今は、いつもいつもやってるわけではなくて、こういうイベントが有る時にだけ、やってくれるという話だ。
もちろん無料。
折角やからいただこう。というか、アテにして待ってた。

とにかく、ミカンが美味しそう。喉が乾いてるんで水分がありがたい。

しかも甘いお汁が元気の元になる。
ミカンは、「河内晩柑」というやつらしい。
わしは、これがお目当て。地元ではなかなか手に入らない。
いやあ、素晴らしい。とても美味しい。
担当されてる人が一杯来てて、いっぱい用意してくれてある。

なんせ1000人以上来るはずなのだ。全員に当たるのかどうかはわからん。

とりあえず早いもん勝ちでいただく。
沢山いただく。
他のお菓子もいただく。
卑しんぼ、してしまうのだ。
ご馳走さんでした。

これで、また頑張れる。
頑張ろう。
まだ始まったばっかり。
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