熊野古道、小辺路歩き、リベンジ編−08、伯母子岳山頂へ。

次の目標は伯母子岳の山頂だ。風が吹いてすずしかったらええなあ。

桧峠を過ぎると平坦な道が続くんで、しばらく呼吸を整ながら歩く。去年も来て
わかってたことやけどここまではしんどかったし、しばらくは楽だ。尾根道をゆっくり歩く。
楽なんはちょっとのあいだ。今度は伯母子岳に行く分岐に出た。

ここからは、伯母子岳をパスして伯母子峠へ迂回していく方法もある。前回は迂回路を通らんで
頂上を目指したけど、友人とはぐれたんで結局この道を通った。今回同行の友人は探すために
2度も通った懐かしいみちだ。しかし、やっぱり、折角の日本二百名山やから頂上を通って
行こう。
ここでもう一つの標識、護摩壇山というのも気になる。昨日出発した高野山からスカイラインを
奥にいったところにある高野山より高い山だ。このあたりの最高峰かな? そこに行く道もある。
いろんなとこが繋がってる。
山頂へ行くにはまた登らんとあかん。昨日みたいに足も痛くなってきた。暑い汗と
痛さの冷や汗を一緒に流しつつせっせと登る。
禍々しい、きのこが。こんなん絶対食べられへん。

30分ほどあえいで頂上につく。

さすが日本二百名山、360度の眺望がすばらしい。
←上のちょっととんがった三角が高野山かな?
1344mらしいけどどこにも書いてない。書いてはあるんやろけどよう見つけへん。
あっちの方が護摩壇山らしい。

→よりちょっと右のうえの方にある丸みをおびた三角形かな?
ここから山伝いに半日ほどで行けるらしいちゅうのが信じられへん。
小辺路が昔の生活道路やったら、こっちは昔の修験道の道か?

大峰山の奥駈っていうのもある。昔はその一部を歩いたこともあるけど、その
コースはわしには今はもう無理かもしれん。水場が少ないんで一杯リュックに
詰めて歩かんならん。尾根伝いの縦走は気持ちええんやけどもうしんどいやろなあって
思う。
ほんまはそんな感慨にふけるよゆうもなく山頂でへたっていた。

普通は山頂なんかにきたら、景色はええし、涼しい風は吹くしで、とても快適、
登りのしんどさもあっという間にどっかへとんでしまうんやけど、この日は、
おりからの超暑い日々が続いてる時だ。風は殆ど吹かへんし、日陰はないし、
カンカン照りの太陽は容赦なく照りつける。足の手入れをするくらいで這々の体で
また出発だ。
前回はここで休んでたフランス人が30分ほど後に出発して追いついてきた。
今回のフランス人もやっぱり30分、40分後で出発するって言うてたけどまだ追いついて
来いへん。彼女のスピードやったらとっくに追いつかれてるはずやけどおかしいなって
おもいつつ下り始めた。登りはしんどかったけど下りが急やとやっぱりしんどい。

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ありがとうございました。