通天閣の下で個展をやった−18、新今宮から新世界へ。

新今宮駅で降りる。

さて、いよいよ個展5日目が始まる。
今までは、なんばまで行って、早めの昼ごはんを食べていた。
今日は、ちょっと心に余裕が出来たんやろか。
新今宮駅で降りて、この界隈を歩きながら、ギャラリーまで行こうという気分になっている。
新今駅はとても大きい。
南海電車とJR環状線の駅があって、直角に交差してる。
便利なようで乗り換えは結構遠い。
階段を下って、上って、改札通って、また下る。
今日は、降りるだけなんで、下って、下るだけ。
外に出たら、環状線高架の下をひたすら東に進む。

綺麗な一本道だ。

振り返れば環状線の駅が見える。

はるか昔は、このあたり、大阪でも、普通の人は近寄りがたいほどの妖しいオーラが漂う界隈であった。はず? らしい?
近くに、あいりん地区とか、釜ヶ崎と呼ばれる、日雇労働者が集まる場所があった。
今でも??
このあたりは、あさから、何をしてるかわからん人たちがうろうろしてる。
あるいは、集まってじっとしてる。酒飲んだり。歌うたったり。
信じられんけど、路上カラオケなんかも普通にあったのだ。
大抵の人はお酒に酔っている。
通り過ぎる人たちは目が合わんように、小走り気味にとおりすぎたような。
中には、誘いに乗って、路上カラオケを一緒に歌う、豪傑男女もいてはったような。
段ボールで寝てる人が、多い時期もあったような。
いろんな変遷を経て、今のような綺麗な状態になっている。
郷愁を語る人もいてはるけど、どうなんやろね。
目の前に、綺麗な大きなビルがある。

星野リゾートが開発したOMO7というホテル。
大阪で1番の妖しい地帯を一気に覆すコンセプトが成功したのかどうなのか。
わしは知らんけど。

このあたりが変わってしまったことは間違いない。
インバウンドの人たちは間違いなくどんどん集まってる。
周辺にあった、ドヤ街も小綺麗かどうかは知らんけど、お得なホテル、ドミトリー宿なんかなって、好評を得てるみたい。

貧困ビジネスはいややけどね。

時代は変わる。急流のように変わる。
チンチン電車の踏切が見えている。

左は恵美須町方面。

右は今池方面。

このあたりは路面電車ではなくて、専用軌道になってる。

踏切を渡ったら、MARUHANのパチンコ屋さん。

そこを左に曲がる。
だんだん賑やかになる。
昨日飯食った野上屋食堂が見える。

道路を渡って、新世界に入っていく。
昔ながらの酔っ払いが朝からウロウロ。
ではなくて、観光客がいっぱい。
通天閣が見えてる。

あちらこちらでポーズをとってはる。

観光地真っ只中であります。
もうすぐギャラリー。
その前に。昼ごはん。

あじあん

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