お試しに万博に行った話。05。アゼルバイジャン館に並ぶ。

マレーシア館を出て。

さて次はどこへ行こう。
ちょっと腹も減ったし、どっか見たいし、
中途半端な気分でウロウロする。
地図もないし、下調べもしてへんかったから、どこに何があるかさっぱりわからん。
東ゲートから始めたんで、西ゲートに向かって、闇雲に歩く。
なんかようわからんうちに、迷い始めた。
今どこにいるかようわからん。
西ゲートに向かってるかどうかもようわからん。
えらく回り道してるみたい。
途中、どこのパビリオンを見てもえらく行列してる。
レストランらしきとこもたくさんあったけどどこも行列してる。

あじあん

アゼルバイジャン。

ウロウロしてるうちにアゼルバイジャンのパビリオンを見つけた。

列は短い。
ここに並んでみよう。何かわからんけど。
アゼルバイジャンってどこにある? 知らん。
中東のどっかやろ? 適当に考える。入ったらわかるやろ。
列は長くはないけどなかなか進まへん。
どうやら、順番に少しずつ入って行くんとはちゃうみたい。
簡潔的に何十人かずつ入ってる。みたい。
ショーか映画か見たい何があって、一定数の人が一定時間滞留するということみたい。
想定以上に時間がかかってる。
しまったなあ。間違えたかなあ。
見てたら、並んでる人たちのなかに、ええもん持ってはる人がいてる。
携帯用の椅子。これはええですなあ。
前から思ってたけど、行列必至の時はこういうのも持ってるととても良い。
しかも、低いやつより、背の高いやつの方が圧倒的に使いやすそう。
帰ったら絶対これを買おう。固い決心。
大阪のおっちやん、おばちゃんたちばっかりの行列やったら、待ってる間は
退屈することがない。聞いてはあかんけど、つい聞こえてくる会話がめっちゃおもろい。
ボケとつっこみがちゃんとあって、オチもある。
とても人生の勉強になるではないか。
ここでは、じっと退屈耐えながら順番を待つ。腰にくるなあ。椅子が要るなあ。
それでも30分強くらいで最終ポジション。

あじあん

次はわしらだ。

10分足らずで順番がきた。

インディジョーンズに出てくるような彫像が迎えてくれるんかと思ったけど、

それほどでもない。

彫像やらパネルやら

どんどん奥に行く。

 

あじあん

室内の広場に出た。

目の前に大きなスクリーンがある。

なるほど、この巨大な壁にアゼルバイジャンの暮らしと風景画投影されるのか。
音と映像の競演。
大迫力。

こんな自然があったのか。

こんな遺跡があったのか。

こんな歴史があったのか。

しかも大都会ではないか。
圧倒的な迫力で画面が突っ走る。
なかなか気合が入っておりました。
いつか行ってみたいと思うところもありました。
そんな機会があったらええなあ。
良い経験をさせていただきました。

あじあん

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