鳳駅についた。
今日は、気合を入れて暑さに挑戦。
早朝の九度山駅はすでに暑い。冷房の効いた電車が来るのが待ち遠しい。
橋本駅で急行に乗り換え、いつものパターン。
北野田駅で、各停に乗り換え。よくあるパターン。
三国ヶ丘駅でJRに乗り換え。JRを使うときはこれですなあ。
乗り換え時間は3分。とても忙しない。しかもホームを間違いかける。
ギリギリセーフ、発車直前。朝から焦るなあ。
鳳駅で友人と合流。
西口から出て、ちょいと北へ。
住宅街を抜けていくと、こんもりとした神社がある。
大鳥大社だ。
それにしても暑い。
ちょっと早い目にと、9時スタートであったが、それでも早く無い。
境内の中も参詣人は少ない。
実はこの神社に、明治初期、富岡鉄斎が大宮司として任官していたらしい。
鉄斎はわしがとても尊敬する文人画家である。
墨も色も自由奔放に使いこなす。すばらしい人だ。
鉄斎といえば、太田垣蓮月との交遊が有名だ。京都の知る人ぞ知る文化人であった蓮月の老年時に少年鉄斎が大事にされ、絵の才能を引き出してもらったという事だ。彼の文人魂はその流れから来ているのではないかと思う。
そう言う人が、神主さんでいたことがあるなんで、知ってはいたけど、なかなか面白いと思う。
書やら絵やら縁の作品が残っているなら見てみたいけど、本日は趣旨が違う。
この神社の大鳥はヤマトタケルの白商にゆかりの名前らしい。
ヤマトタケルの絵もあるらしいけど、これは見るのは無理やろうし、
これから大汗かいて歩くのにはちと似合わへん。
因みに、鉄斎の書になる平清盛の歌碑が残っているらしい。
かひこぞよ かへりはてなば 飛びかけり はぐくみたてよ 大鳥の神
まさにここは熊野街道。
清盛と重盛が熊野詣での最中に、京都で反乱が起こる(平治の乱)。
急いで引き返すときの歌らしい。
まだ、平家に余裕があった頃の話ですなあ。
まあ、そんな話はともかく、また、駅の方に戻る。
しばらく歩いて、踏切を渡る。
長い。
踏切待ちがつらいではないか。
大鳥大社から久米田までの旅をユーチューブ動画にしました。ご覧ください。
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大鳥大社の地図。
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