お腹一杯。大満足。
念願の美味しい蟹を食って大満足だ。
お酒も飲んでええ気分。
では、近江町市場に向かって歩く。
すぐそこやって、簡単に考えてたけど、意外と距離がある。
しかも、少しずつ天気が悪くなってきてる。
バスに乗ったらよかったかな？
とは思わずに先に進む。
大きな交差点の向こう側に入り口が見えた。
外からは穏やかに見える。あんまり混んでないんかな。
今日は雨やし。
近江町市場に入る。
中に入ったらえらく賑やかだ。
縦横にある通路はどれも人で一杯。
お店の人も元気一杯、活気付いてる。
多分、殆どが旅行者だ。昔来たことがあるけど、その時とは大違い。
やっぱり、北陸新幹線の威力なんやろね。
東京方面からやと、気軽にどんどん来れるみたい。
ええなあ、羨ましい。
蟹、蟹。
それでなんで盛り上がってるかと言うと。もちろん蟹だ。
この時期、解禁されたばっかり、だれもが気になる。
食べたい。買いたい。
そやから、あっちにも、こっちにも蟹ばっかり。
せこ蟹もある。
どれも値段が微妙に違う。
何が違うんかはわしらにはわからへん。
多分、近場でとれて、見た目の姿形の良さげなんが高いんやろくらいは想像がつく。
食う分には姿形は少々どうでもええ。
それよりは安い方がいい。
しかし、遠方のやつ、たとえば、北海道のやつ、あるいはロシアのやつ、
たしかにそういうのも沢山ここには並んでるみたいやけど、
それは、どう違うんやろ？
場所は違えど蟹は蟹やと思うけど、やっぱり獲れる場所で味が違う？
それとも、距離の違いが鮮度の違いになる？
あるいは、獲れたあとの扱いの違いで味が変わる？
わしらにはわからへん。
安くて美味しいのがええなあって思うだけだ。
折角やから何がしかは買って帰りたいとおもったら、それは大変。
あっちに行き、こっちへ戻り、お兄さんに聞いては悩み、
おっちゃんにワーワー言われても悩み。
巡り巡って、とうとう、セコ蟹と普通の蟹を少々買ってしまった。
それ以外には干物を少々。
これまた美味しそう。
うれしい。帰って食べるのがとても楽しみ。
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近江町市場の地図
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