夢二ときんつば屋

金比羅山の奥書院で若冲、応挙、岸岱を見た後、連休でごったがえす
参道をスタスタと降りていた。
両側にはいろんな店がならんで盛んに客をひいている。
普段はあまり甘いものに目が行かないのだが、「きんつば」を焼いているのが目に入った。
鳴門を渡って、「金時芋」を買ったばかりだったので、
あの芋で作ってるんだったらおいしいだろうということだ。
並ばないといけなかったが、一度に沢山作ってるので、すぐ順番がくるだろうと
たかをくくって列についたら、一度では順番が来ないで、次の列になってしまった。
できあがった芋の餡に、小麦粉をといたものを薄くつけて焼くだけのものだが、
何しろ6面あるのでそこそこ時間がかかる。
神戸の元町商店街でみるような「きんつば」や、大阪の出入り橋の
ところにある有名な「きんつば屋」のものとは
丁寧さがかなり違うように思ったが、待つ身になってみれば、早くできたほうがいい。

時間待ちの間に横を向いたら、同じ土間の中に「竹久夢二」のグッズ屋さんがあった。
参道のごちゃごちゃの中にとってつけたようにあるので、結構違和感がある。
夢二と何か関係のある家なんだろう。

それで、出来上がった。
味は、美味しい。素朴な甘さが好感だ。
「きんつば」のおいしさというより、餡のおいしさだったけど、
家族にも好評だった。

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これはどうだろう?

kintuba080120-2 。。

  。。