山辺の道を歩く−16、石上神宮へ。

さて、最後の石上神宮へ向かって出発。

いきなり、道がわかれてる。標識がない。

上か下か

下でしょう。

てなことで下の道へ。

家の間を抜けて。

すこし行くと標識があった。これで安心。

あじあん

もうちょい行くと池がある。

布留口池というらしい。静謐な雰囲気が漂ってる。

蓮で有名? 今はそんなではない。

あじあん

また、石碑が現れた。

さとはあれて人はふりにし宿なれや庭もまがきも秋の野らなる

と読むらしい?

いわれてみればなるほど。

古今和歌集 巻第4 秋歌上 僧正遍昭

光孝天皇が僧正遍昭の家においでになった時に僧正遍昭が読んだ歌らしい。

てなことで先にすすむ。

あじあん

いきなり鶏小屋が出現。

いくつもならんでる。

けっこういかついですなあ。

あじあん

これって、石上神宮に着いたってこと?

そういえば、向こうの明らかに神社の感じだ。

歩いていくと分かってきた。えらく大きな神社だ。

とても古くからある神社で、日本書紀にもでてくる神社という。

物部氏が祭祀していて、大和朝廷の武器庫でもあったという。

なんか知らんけど、そうとうありがたい由緒のとこなのだ。

そやから神の鶏がいてはるんやろか。

あじあん

万葉の歌枕でもある。

石上布留の神杉神さぶる恋をも我はさらにするかも 柿本人麻呂歌集

石上布留の神杉神びにし我やさらさら恋にあひにける

こんなんが神杉やろうか。

代替わりしながら、お社を守ってる?

まさか昔からこのまま?

広くて、静謐さが漂う境内ではあるけど、参詣客あまりいない。

さて、これで一応、山辺の道、南コースの旅は予定通り終わったのか。

まだ、駅まで行かんとあかんのだ。

あじあん

石上神社の地図です。

 

あじあん

山辺の道の旅をユーチューブ動画にしました。ご覧下さい。

 

あじあん

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