天空の秘境駅、南海高野線、紀伊神谷駅あたりを歩く−04、縁結び稲荷へ。

縁結び稲荷へ。

さて、やっと本来の道に戻ったらしい。

標識もたくさんあるし、道もわかり易い。

京、大阪道という標識もある。

なんでここにすぐ来れなかったんやろ。
駅を出たあとにもうちょっと案内が欲しかったなあって思う。
ともかく安心して先に進む。
左手に神社みたいなのが見えてみた。

鳥居がある。縁結びと書いてある。

けど、縁結び地蔵となってる。
地蔵は仏様。どっちやねん?
元々、日本は、アジアはほとんどどこでもやけど、神仏混淆の世界だ。
山には元々、精霊が住んでると南方熊楠先生もおっしゃってる。
知らんけど。
奥に入って行ったら、確かに地蔵堂がある。

赤い幟が上がっていて、灯籠もあって、野仏たちもならんでる。

わけわからんなりに良い感じだ。

縁結びのご利益があるという。爺さんのわしには今更必要ないかもしれんけど、
ご利益はないよりあった方がいい。
拝んでおこう。
縁結びのなんちゃらってのはとてもよくあるやつだ。

そういえば、中国の蘇州、有名な寒山寺へ行ったときのこと。
何やら、婆さんがよってきて、寒山寺の鐘を撞きたくないかという。
一撞き100元かそこら。えらく高い。
ウシシといいながらどうかは忘れたけど、縁結びのご利益があるんやでという。
わしは撞かんかったけど、友人にはご利益があったんやろか。
なんせ、「楓橋夜泊」(張継)といえば誰でもしってる漢詩だ。
月落ち烏啼いて 霜天に満つ
江楓漁火 愁眠に対す
姑蘇城外 寒山寺
夜半の鐘声 客船に到る

まあ、それはええとして、この紀伊神谷ではお地蔵さんか、お稲荷さん。

何か祭礼があるんやろか。

この下の、紀伊細川、や上古沢、もうちょっと下の椎出の集落では、昔から
傘鉾神事や鬼の舞神事があって、それは雨乞いと豊穣を祈る神事なんやけど、
山の上から下に順番に降りてくる。互いの交流はないみたいやけど、催し時間が
順番になってる。
不思議な神事がいまだに行われている。
いろいろと興味深い。

とてもいい。

先に進もう。

gopro撮影した動画をユーチューブに投稿してみました。
ご覧下さい。

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ありがとうございました。