秘密基地みたいな食堂を見つけた。
これは、FBつながりの知人から教えてもらったお店。
南海電車の難波駅南側改札口を入った中に、ほとんど誰もしらない食堂があるらしい。
しかもとても安くて美味しいらしい。
奥まった、秘密基地みたいなところらしい。
とても興味がある。
とても行ってみたい。
それで、ある日、チャンスが来た。
ものすごく中途半端な晩飯前。難波駅に来た。
たまたま家に帰っても誰もいない日、外で飯を食う必要がある。
なんばやからどこでも行ける。美味しいとこはなんぼでもある。
しかし、いろいろでえらく疲れてて、歩くのが面倒くさい。駅中で食えるのであればありがたい。
そういう気分であった。ちょうどええとこあるやないか。
秘密基地探訪。
南口の3番線エスカレータの裏側、駅蕎麦屋さんの横の通路に行く。
行った先は何もなさそうな、奥まったところに行く普通の通路だ。
ずずっと奥まで行くと、なんだか入ってはいけないような鉄の扉がある。
なにか張り紙がある。
営業中
食堂利用者 関係者 意外 立入禁止
立ち入り禁止がすぐに目につくけど、食堂利用者と関係者は入っても良いと読み取れる。
多分南海電車の社員食堂って思える。
それでも入るんかいという空気のなか、中に入る。
一旦何もない。通路がある。その通路を恐る恐る曲がってみたら、明るい部屋に出た。
奥は食堂だ。
明らかに食堂だ。美味しい匂いと活気がある。
左手に献立表が貼ってある。
その横に、定食の見本が置いてある。
うまそうやんか。
その向こうに、自動販売機がある。
ここでチケットを買う。内部の人用と外部の人用があるんで気をつけよう。
微妙に値段が違うらしい。しかし、外部用でも十分安い。
まずトレイをとって、お茶などをコップにくんでから、調理場のカウンターに行く。
定食Bをいただく。
わしは、トレイを持っていくのを忘れたんで、またとりにもどる。チケットは先に渡してたんで、もどったら、もう定食Bが準備されてた。
「四川煮」というやつだ。
めっちゃ美味しい。
なんせ600円やから、めっちゃ安いから、それなりの味かなって思ってたら、めっちゃ美味しい。
四川というからには、というほどは辛くはないけど、やっぱりさわやかな辛味があって、旨味がどどっと溢れてる。野菜を美味しく煮込んだ、手がかかった味わいだ。
滋味とも言える。
若い時やったら一瞬で食ってしまいそう。
食べてしまうのがもったいない。とても美味しい。
そばにいる若い人たちは唐揚げを追加したり、いろいろボリュームを楽しんではる。
この値段やったらいくらでも食べれるやろう。
すごいなあ。
あんまり他人にはおしえたくない。
社員ちゃうから関係ないけど。
わしの勝手なおすすめ度。
星四つ半。
ブログランキングに参加していますよかったらポチンとお願いいたします。