ホーチミン、ハノイ、サパの旅-25 サパからラオカイへ帰る

天気がよかったらこの広場からの見晴らしもかなり美しいと思う。背後遥かに山が聳えて
遠くにも沢山の棚田を抱えた丘が続いているのが見えるのだろう。その丘には三角に尖った
背の高い杉の木と赤い屋根の別荘が似合うのだ。
今は何も見えないので体は自然と下を向く。坂を下って行くと角のところに電器屋さんかな?
日本の某社の洗濯機だ。こんな厳しい時代にこんなところでも頑張っているのだ。
ちょっと胸が熱くなるなあ。この会社は日本では相当苦戦しているが、ベトナムでは頑張って
シェアーを築いているのだそうだ。隣の某国の電気会社にまけるなよ。

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道は下りながら右に曲がって行くが、左に登ると路地裏商店街があった。面白いから覗いてみよう。
果物や野菜、肉、魚類、要するに日用の生鮮食料品がメインなのだ。
魚は川魚やろなあ、鮒や鯉?、籠に入った鶏は生鮮食料品なんやろなあ?やっぱり?

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一番奥に、妖しいモノが並べてある。
蛇や蜥蜴の入った酒だ。ベトナムやからベトナムウォッカというやつやろか。
効くんやろか? 臭いやろなあ。

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大体見尽くしてしまった。どっかでお茶でも飲んでゆっくりしよう。と思っているうちに
ホテルまで来てしまった。ホテルのロビーに座ると例の執事さんが挨拶してくれる。
しばらくすると若い男が暖かいジンジャーティを持ってきてくれた。
「今回の滞在はどうでしたか?」と聞いてくれる。なかなか居心地のいいサービスをしてくれる
人達だ。ホテルを換えられたという気持ちが心のどこかにあったが、もしかしたらこちらの方が
ずっとよかったのかもしれない。
因みに名前は、Papillon Sapa Hotelという。
向こうで誰かが呼んでいる。誰かと思えば、昨日のカナダ籍ベトナム人だ。よく会うなあ。
「一緒にコーヒーでも飲みましょう」この人と話すと何となく寛げるからうれしい。
今日一日は私達よりかなり遠いところまで行っていたようだ。
行くところはいくらでもあって案内コースもいくらでもある。
それで同じ列車でハノイに帰って、それからホーチミンに行って一カ月ほど滞在するのだそうだ。
その後、タイに行って・・・・・。うらやましい。
40代後半だろうか、ITのプロフェッショナルと言っていた。私はいろいろあって少々へこみ
気味だが、この人は元気一杯だ。
ベトナムコーヒをゆっくり喫んでいる間に迎えがきた。
ラオカイ駅に向かう。

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