上海の街で、地下鉄に乗ってふらりと魯迅公園あたりまで行きました。
丁度日曜だったので、家族連れが沢山公園にきていました。
大きなサッカー競技場もすぐそばにあるので、試合があったのかどうかは
わかりませんが行楽にはいい所です。
私は魯迅記念館に行きました。
中は北京でも行ったのですが、殆ど同じ構想で作られています。
外にでて看板を見ていると、近くに魯迅の寓居跡があると書いてありました。
それで、探しに行く事にしました。
この付近は上海の旧共同租界があったあたりだと思うし、
魯迅を援助した内山書店のあった四川路にも近いところだと思います。
そういう目でこの界隈をみているとなかなか感慨深いものがあります。
人ごみの中から、あるいは路地の置くの小さな家から、
ひょっこりと魯迅が出てきそうです。
面白いのは、このあたり結構雑踏になっていて、通行人もいれば
自転車や荷車自転車、荷車バイクなどが行きかっていますが、
「いくぞ、いくぞ!」という合図に、小さな鐘のようなものを
持っていて、「カンカンカン」と鳴らしながら通っていきます。
騒がしいけど、時間はゆっくり流れているんだと感じました。
アジアを旅する楽しみです。