老上海、裏通りのレストラン

今回の上海の旅は主には地下鉄巡りでしたが、合間にホテルの近くの
瑞金二路あたりをうろつきました。
ここには前の会社の事務所もあって懐かしい所です。
何といっても有名なのは瑞金賓館で、ここは私の上海で一番好きなホテル
ですが、高いのと予約がとれないのとでなかなか泊まれません。
それでも、この中にある小南国というレストランは雰囲気もいいし、
味もいいので時々行っています。(高いけどね)

そして、そこから瑞金二路に沿って、南の方は老上海を思わせる通りが
いくつもあって、なかなか風情のあるところです。

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その一角でレストランを見つけ入ってみました。
見かけからすると私の好きなB級系の店だったのですが、
中に入るとどうやら思ったより高級そうです。
客層も上品そうで、酒もバイヂュウよりはワインが似合いそうな店でした。

こりずに、「一番辛いものは?、水煮魚か」と聞くと、
「水煮魚は辛くない、辛いのはこれだ」とメニューを指差します。
「海鮮××」と書いてあります。
「ようわからんけど辛いんならこれ」と頼みました。
でも、「全然辛ないで、これ」といった具合で騙されたのか、見解の相違か、良く分りません。

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これは少しピリ辛のとうもろこし料理。

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「香辡蝦と蟹」というのも中途半場な感じで、味もやっぱり中途半端でした。

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辛さは物足りなかったけど味は水準の高いものでした。
でもやっぱり、こういう高級系よりベタなB級系がいいです。

毎週水曜は食べ物に関する話です。