九州の秘境温泉プラス、湯平、杖立、由布院、黒川温泉を歩く旅が続く。
緑濃い道を歩き始める。
由布岳の麓、金鱗湖があって温泉がある。とても良いところだ。
神様がいてはっても不思議ではない。
風水的にも良い場所なんではなかろうか。
知らんけど。
田舎のなんもない普通の道を歩く。ときどき、自動車が走ってくる気配がする。
乗合電気自動車であったり、タクシーであったり。
後ろからきて追い越していったり、向こうからきてすれちがっていったり、要するに観光コースということなのだ。
わしらの選択はあながちヘンテコでもない。
鬱蒼とした森が見えてきた。
あそこが宇奈岐日女神社に違いない。
森の中に、大きな杉の木が聳えている。
なんだか御神木って感じがするけど。
このあたりにも社殿が見える。
いや、ほたるの里?
それでも、神域に近づいてきた。
宇奈岐日女神社。
ぐるっと回り込むと、入り口の鳥居が見えてきた。
入り口あたりは少し賑やか。ちょっとした門前町?
そこまで行かないか。
それでも参詣客が結構多い。
賑やかでええではないか。
では、正面入り口から参道を進む。
平地ながら結構長い参道。
ずんすん奥に進む。
茅の輪くぐり。
本殿が見えてきた。
その向こうに、なんだか藁のようなものを輪っかにしたのがどんと真ん中に設置されている。
「茅の輪くぐり」というのだそうさ。「茅(ちがや)」という草を編んで輪っかにして、これをくゞるのだそうだ。
お正月の頃やらに神社に行ったら、よく見かける風景だ。
くぐり方は説明があるけど、結構難しい。
真ん中から入って、左に回って、も一回入って、右に回って、も一回・・・・
なんてとても面倒だ。覚えてられへん。
ようわからんから、よこを通って、ごめんなさい。
本殿に拝礼くらいはさせていただく。
2礼2拍手1礼?やったかな。
さて、境内は広い。
あちらこちらにお社がある。
こういうのって決まりがあるんやろか?
ようわからんから適当に見学させていただく。
頃合いをみて退散する。
その間にもどんどん観光客が入ってくる。人気のスポットなんやなあ。
わしらは、参道をまっすぐに戻る。
おや、猫ちゃんがいる。
行きも帰りも同じ道。
のんびりと毛なめて手入れをしてはる。
のどかでええ風景だ。
それにしてもこの神社の名前、簡単に言えば「うなぎ」と読めるけど、なんか関係あるんやろか?
そういえば駅前商店街でうなぎ食ったなあ。歩いてるときにも鰻屋さんを見かけたなあ。
何か関係あるんやろか?
あんまり聞かんけどなあ。
では、そろそろ駅にもどろうか。
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由布院パート2の旅をYouTubeの動画に上げています。よかったらご覧ください。
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宇奈岐日女神社の地図。