13、湯平温泉、温泉に入る。

湯平温泉、いい湯だな。

九州の秘境温泉プラス、湯平、杖立、由布院、黒川温泉を歩く旅が続く。 さて、湯平温泉。 サクッと見て回ったけど、まだ温泉には入ってない。 とりあえず、入る。 谷川や星空が見える露天風呂なんかがあったらええなあ。 前に、秋田の乳頭温泉に行ったけど、あんな感じの露天風呂に入ってみたいもんだ。 しかし、残念ながら、この旅館のお風呂にはそういうやつはない。 元々この地は、昔から、鄙びた庶民の湯治場として知られていたところらしい。 ひたすらお湯の効能を求めてこの地を訪れるのが正しいやり方のなのだ。

例えば、つげ義春が「貧困旅行記」の中で湯平温泉に着いた時。 「年寄りの浴衣が目立つ」 「石畳の細い路地と石段が入り組み、細い谷を挟んで宿屋は多いがひっそりしていた」などと描かれている。 その後、腹が空いたんで通りにでて、バナナを一房買う。 食いながら歩いてストリップ小屋を見つける。 彼は何のために小倉まで来たのか。そして、湯平へ。 そこで何が起こったのか? そして、折立? 是非、原作をご覧くだされ。(つげ義春「貧困旅行記」より 晶文社) それはともかく、昭和のうらぶれた温泉街が湯煙の中に浮かび上がる。

 

例えば、山頭火がここの彷徨い、たどり着いた。 それによれば、ここの湯は胃腸病に良いらしい。 浴びるよりも飲むほうがいいらしい。 田舎から湯治に来た人は、1日に5升も6升も飲むほどだ。 地の人は、お茶のガブガブ飲むのがあたりまえ。 と言っている。(山頭火 行乞記より)

 

なるほど、飲んだら胃腸にええらしい。 けど、自分が浸かってるお湯をガブって飲む気はあんまりしいへんなあ。

ずんぶり浸る1日のおはり ひとりあたたまってひとりねる (山頭火 行乞記より 春陽堂書店)

 

さて、肝心の温泉だ。

野趣豊かな露店風呂ではないけど、しんみり落ち着いた内風呂がある。 外湯めぐりはできへんけど、わしにとってはこれで十分。 この時点でまだコロナが盛んだった頃、お客さんの数は制限されてるので、時間帯を設けて部屋ごとに貸切状態になるよう設定してくれている。 とても快適だ。

残念ながら、風呂の中では写真は撮れない。 禁止されてるわけではないけど、風呂場に持って入るのはできへんことはないけど色々面倒だ。 しかも、それで爺さんたちの入浴シーンを撮って何になる? しかも、写ってはいかんもんが写ったらいかん。 健康のために、お湯を飲むか? それも、まあ、遠慮しておこう。 さて、では、晩飯をいただいてゆっくり飲もう。

 

白雲荘の詳細

大分県由布市湯布院町湯平344
0977-86-2411
部屋でWiFiあり
部屋にトイレあり
湯平駅まで送迎あり

白雲荘の地図

 

YouTubeの動画を作りました。良かったらご覧ください。
あじあんじゃんくしょん
ブログランキングに参加しています。 もしよかったらポチンとお願い致します。 ありがとうございました。