口縄坂から夕陽の丘、愛染坂へ。
さて、織田作之助の口縄坂とはお別れする。
正面の塔はなんやろと思いつつ右に曲がる。
丘の上の裏通り、
すぐに曲がり角。
またまた曲がり角。
けっこうクネクネと進んでいく。
おやこっちにも塔が見える。
そしてやっと最後の曲がり角。
曲がったら向こうに坂が見える。というか鳥居が見える。
その鳥居が大江神社だ。
ぐいっと進む前に、右を向く。
この奥にあるのが、いわゆる愛染さんだ。
縁結びの神様として有名らしい。
縁結びの神様として有名らしい。
わしは知らんけど。
なんか分からんけど、金ピカの仏様がある。
なんか知らんけど、中国から来たらしい。
ようわからんまま失礼して、隣の大江神社に。
崖の上に立っている。ええ場所だ。
木が生い茂って涼しげだ。
灯籠の右にある石が「夕陽丘」の碑らしい。
この向こうの建物が夕陽を見る展望台らしい。
ここから見える夕陽が美しいというんで名付けられたという。
今は神社の木が生い茂っているのと、向かいのビルが邪魔になって、あんまり見通しはよくない。
昔はこの真下に海が見えたのだそうだ。
四天王寺ができた頃はほんまに綺麗やったんやろなあ。
この、大江神社は、元々は四天王寺の配下にあったらしいけど。
今は分離されて、別々になっている。
ここの夕陽は四天王寺の日想観とは関係ない。
さて、降ろうか。
というてもこの坂は、愛染坂ではない。大江神社参詣用の橋だ。
「百歳の階段」
ということで、長寿を願うところらしい。百一段あるという。
なんだかこっちの方が雰囲気あるんではなかろうか。
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