トレッスル橋(中古沢橋梁)を見にいくのだ。
さて、今まで歩いて来た道は実はトロッコ道の跡だったみたい。
そういう観光道路としても整備されてタンかもしれん。前にも言ったけど、この辺りは
一時期高山で栄えて土地でもあるし、林業でも儲かってた見たいでもある。
こんな山の中にもっともっと人が暮らしていて、その往来で活況を呈していたのだ。
昔はよかったんやなあ。
そんなええ時の諸々はあっというまに無くなって、トロッコ跡の道だけが残っているらしい。
なんでもええけど歩き易いのがいい。
あれは、さっき通ってた道(トロッコ道?)だ。
さて、普通の山道(これも鉄橋の為に整備されてる)を登る。
「くくりわな」? 猪? えっ? でるんかい?怖いなあ。
すぐに赤いやつが見えてきた。
確かに背はたかいけど普通の鉄橋やで。
前に歩いてるからどんどん近づく。
展望台が見えて来た。
おやおや、壊れてるやんか。
展望台があるっていうから、もうちょっと高台にあって、何かしら下の景色が見えるような
のを想像してた。
えらい違いだ。
どうも、下から鉄橋を見上げる展望台として作られたみたい。
変なの?
それに壊れてる。侵入禁止の看板がある。
何かの災害があって壊れた? 誰かが壊した? そうかもしれんけど、どっちかというと
管理不足というか、面倒見られてないという結果に見える。知らんけど。
まあ、結局展望台に登らんでも鉄橋は見える。
ただの赤い橋だ。
これがトレッスル橋というやつか? なんかわからんけど解説には、
「橋桁がやぐらのように鉄骨を組み上げてできたやつで、全国に11橋しか存在しない」
とある。わしには普通の鉄橋に見える。たしかにでかいことはでかい。
折角やから、上を電車が通ってほしいと思い、しばらく待ってみる。
ちょっと先まで行って、戻りつつ見る方が見易すそうだ。
確かに背が高いなあ。
まあ、それだけやけど。
この道はもしかしたら、この橋のメンテナンスのためだけにできた?
展望台まで作って、観光化するのはいいけど、廃墟にしてしまったら、
作らん方がましやったことになる。折角作ったんやからメンテナンスもしていただきたい。
しばらく待っても電車は来ない。
多分30分に1本やから、それくらいは待つ気でないと出会えない。
わしはさっさと次にいく。
川のそばを歩くのは気持ちが良い。
小川のせせらぎの音が聞こえる。チュチュチュって鳥の鳴き声が聞こえる。
時には、ホーホケキョが聞こえる。
長閑なもんだ。
しばらくすると、元の分かれ道に出た。細い道を見逃してはいかん。
土手を右に上がっていく。
元の道に復帰。これがトロッコ道?
ようわからんけど、歩き易い。
どんどん行こう。
トレッスル橋(中古沢橋梁)。
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ありがとうございました。