トンネルをくぐって中古沢まで。
さて、寄り道が終わって、元の道に戻る。
とても歩きやすい。
すぐにトンネルが見える。地図の通りだ。
というか、通常トンネルは地図には書かれてない。別途案内図をみて、こことこっちが
繋がってるとわかるのだ。国土地理院の地図では道として出ていても、Googleマップでは
道として出ていない場合もある。空中から映らへんと認識されへんのかもしれん。
山間部を歩くときは注意しよう。
現地の案内板を見逃さないよう歩くのが大事。
結構大きなトンネル。これを使うと、山裾をぐるっと回ることなく中古沢の集落に行ける。
いや、行けた。
真っ暗なトンネルを一人でくぐるのは嫌な感じやけど、ここは明かりが灯ってるし短いんで
大丈夫だ。
左手下にそれが見える。なかなかええ道だ。集落を遠巻きにして山裾をぐるっと巻いている。
それにしても人に会わへんなあ。
集落は人が住んでる気配がけっこうある。車も見える。
山の竹林が綺麗だ。
平坦で歩き易いけど結構長いなあ。
前にラオスの田舎の村を一人で歩いてたことがあったけど、もちろん、治安なんか
大丈夫なんやろけど、時間が経つにつれ、しかも誰とも出会えへんということで
結構不安だった時を思い出す。
まさか強盗は出えへんやろ。こんなとこでホールドアップされたら大変だ。傘持ってる
けど多分何の役にも立たん。武道をやってるわけでもないんでお手上げするしかない。
あるいは熊は出えへんやろけど、動物がでる可能性もある。
その時はヤギとすれ違った。可愛いもんだ。猪なんかは出そうにない。犬が一番怖い。
狂犬病の犬に噛まれたら大事だ。
幸い、何もなかった。
今回も、一応トレッキングポールを持って歩いてる。まさか熊は出えへんやろけど、
最近は油断禁物、猪や猿が出るかもしれん。一番嫌なのは蛇だ。
マムシとか毒蛇は一番いややけど、毒がなくても好きではない。5本指靴やとほぼ
裸足感覚やから、前に、熊野古道、中辺路を歩いてるとき、知らずに踏んでしまって
ギャッとなった。
事前にわかったらポールが役にたつ。
さて、何だか橋が見えて来た。
橋の下に川がある。その川に沿って道がある。
もしかしたらあの道を登るんとちゃうやろか。
地図を確認しよう。
やっぱりそう、ここで右手方向に切り返すのだ。
それはええけど、どっから降りる?
ようみたら、ちゃんと看板がある。左手に降りていく細い道がある。
標識がなかったら見逃しそう。
帰りのことを考えてよく覚えておこう。
この下の道は川に沿って登っていく。今までより、ちょっとだけ荒れている。
先に進む。
トレッスル橋(中古沢橋梁)を見にいくのだ。
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ありがとうございました。