広い構内をぶらぶらと回っていると、休日だというのに
沢山の人が学校に来て勉強している。
それぞれが一生懸命に作品に向かっているのだ。
老師が言うには、「中国では、水墨画などは非常な人気だから
これで、有名になれば莫大な収入になるので、皆必死なんだよ」
ということだ。
夫々の部屋で孤独に作品を作る人もいれば、議論している人もいる。
モデルをつかっている人もいる。
古今の名作も教材としてそろっているので、それを見ながら
練習に励む人もいる。
いい環境だ
この人は、「黄賓虹」という人。老師によると超有名な人らしい。
この人の作品だと「1億円くらいで取引されるんだよ」という
事であった。
日本での著名な日本画家みたいなだね。
こういう石像も史跡から掘り出された本物みたい。
こういうところを見学できたのは実に得がたい経験であった。
老師のおかげ、ありがとうございました。