中国地方、美術館の旅ー19、路線バスで津和野に向かう。

路線バスで津和野に向かう。

美味いもんを食って元気が出た。バス停はすぐそばだ。

寒いけど、待合室がある。

元気があるんでウロウロする。

津和野行きやけど、皆が終点まで行くとはかぎらない。路線バスやからむしろ
ちかくのどっかに用事がある人がほとんどやとおもう。
そのせいか、津和野行きの乗り場近くにはけっこう人が集まってる。

あんまり油断してたら、ええ席に座られへん。
てなことで乗り場あたりをウロチョロしてるうちにバスが来た。

満員ではないけど、席を選ぶのに困ることもない。

窓側に座って、景色に浸りながら行こう。
萩発11時53分、津和野着13時30分、ほぼ、1時間半のバスの旅だ。
ちょっと走ったら都会を外れていく。ここは田舎が近い。

良い感じの田園地帯を走っていく。
だんだんと峠道に入っていく。
山越はなさそうやけど、ちょっとした丘を越えつつ進んでいくみたい。
家が、集落があるところもあるし、何もないところもある。

日本の山里がここにある。

とても良い。
昨日の山口市とは違って、萩まで来てたら、中国山地の山越をすることはなくて、
日本海側の山里を越えていくだけやから、きつい山越えはないのだ。

登ったり降りたり、単調な景色が続くようで不思議と飽きない。
電車に乗って、車窓をみていて、それだけで退屈しないようなもんだ。
休憩はないんかなって思ってたら、農家の空き地みたいなとこに入って行って停車した。

特に何も案内はない。どれだけ停まるかもわからない。
トイレや売店もない。
ただ停まっただけだ。
しばらくするとまた出発。
1時間半やからちゃんとした休憩はなくてもええんかもしれん。
また、広大な田園地帯にでた。
ちょっと良い感じの集落がある。屋根に特徴がある。

多分、昔は茅葺き屋根やったんとちゃうやろか?
この風景によく似合う。
もう少し走ると、電車の線路が見えた。

これがJR山口線かな? すると津和野ももうじきか?
ここをあの蒸気機関車が走るのか?
少々、丘の上の登り始めた。
最後の峠か?
すると、何だか人が集まってる。カメラを構えた人たちだ。
峠の下にレンズを向けて並んでる。
どうやら、下に駅があって、そこで蒸気機関車が回転台に載って向きを変えて
いるみたい。バスの中からはほとんど何も見えない。

バスはスピードを緩めることなく走っていく。残念。
ブォーっと鳴る汽笛だけが聞こえる。

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ありがとうございました。