コロナ引き籠り。杭州絵画留学の日々が懐かしい。−61、昭明禅寺へ。

昭明禅寺へ。

そのまま、お寺に着いた。ロープウェイから見下ろしているときに荷運び奉仕を
してる人たちを見たんでこういう場所ではないかと予想していた。

本格的なお寺だ。

後でわかったことやけど、ここは日本人からみれば仏教の大聖地、「徑山万寿禅寺」の
近くにあるらしい。

栄西や道元が修行にきたところだ。
この時は露知らずやったんで今から思えばもっと感動しておきべきだったか。
ずずっと奥の方に進むと「昭明禅寺」という看板があった。

いかにも本格的な寺院という佇まいである。

黄色が目立つのが中国の寺院の特徴らしい。

家族連れで参詣してる人たちがとても多い。

浄土宗という看板も見える。
修行の寺って聞いてたけど、禅寺ではなさそうだ。
えっ、禅寺って書いてるけど?

天目山というからには、陶器の名器、天目茶碗と関係あるんやろかと思ったら、
やっぱりそうだった。日本から修行にきた僧たちがお茶や茶器を持ち帰った中に
茶葉もあれば、天目茶碗と呼ばれるような茶器もあったのだろうと思う。
知らんけど。

今まで中国でお寺に行ったときの印象と違うのは、仏教以外の神様がいてはらへん事だ。

普通は道教の神様もえらそうに鎮座してはって、もしかしたらそっちの方が偉いんでは
ないかとすら思われる。

そして、お祈りも、なんやら喧しげではある。

ここでは、結構静謐さが漂ってる。

しずかにお参りしてはる人が多い。

そして、ここで修行してはるらしい、僧形の人たちが忙しそうに行き来してはる。
いや、こんなとこで感慨に耽ってる場合ではない。
腹が減った。

木の切り株なんかどうでもええ。

お弁当でも出るかと思いきや、何もでない。

これから下に降りて飯を食いに行くらしい。
けど、こんなん段取り悪いんとちゃうやろか。
もう2時近い。

腹が減った。

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ありがとうございました。