熊野古道の旅、中辺路をちょろっと。−29、何、あれは猿?。

何、あれは猿?。

さて、ゲストハウスに戻って、ゆっくりしてたら、急に騒がしくなった。
今日は、急に大人数の予約が入ったらしい。ハウスの人は忙しくしてはる。
その合間を縫ってわしは晩飯を食いたい。
飯を食えるところに送ってもらいたい。
提携のくまのこ食堂さんなら大丈夫みたい。
てなことで、受け入れ準備が一段落したところで、車に乗って送っていただく。
雨は大分上がってきている。夕暮れ道を熊野川に沿って、本宮大社方面を目指す。
1箇所、工事中で一方通行になってるところがある。
そのあたりを徐行しながら走っていたとき、
「あれは何?」て運転の人が叫ぶ。

なにか、動物が崖を駆け上ってる。

「猿に見えるけど?」

どう見ても猿だ。
崖崩れ防止のために、法面にネットを張ってて、その工事も行われてるあたりに、
そのネットを伝って猿がどんどん山に登っていく。
ということは、「川から上がってきてる?」
「何で?」
わからん。
とても不思議だ。何で川におったんか、何で山に登るのか、わからん。
わからんけど、つぎつぎに川から上がってきて、国道を横切って、山の上を目指す。
見てる間だけでも数十匹は登っていく。
みんなで川に水浴びに来て、夕方になって飽きたから家に帰る?
それとも、川に魚か何かを食べに降りてくる?
彼らは生魚をくうのか?
????
疑問がいっぱい湧いてくる。
その間にもどんどん登っていく。
とても不思議だ。
とても面白い。
車に乗ってるんでじっと見るわけにもいかんし、わしが運転してるわけでもない。
それに暗闇が迫ってるんでだんだん見えにくくなってきてる。
気になりながらも先にすすむ。
日がとっぷり暮れた。

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ありがとうございました。