ツエノ峰、雲海展望台に行き当たった。
道はどんどん山奥に向かっていく。
農道みたいやんか。ぐるっと曲がってる。
ほんまかいな。これってほんまに国道? 大丈夫かいな?
かなり心配になる。
これで、対向車が来たらすれ違い難いではないか。
しかも、同方向にも対向車も全く現れない。
寂しい。心細い。
でもちょっと降りて、景色を見てみよう。
なかなかいい感じではある。
時々、雨が止む。でも心細い。
先へ行こう。
大きく曲がって折り返す。工事中でもある。
大丈夫かな? どっかで道が途切れて廃道になってたらどうしよう。
古いナビやったら、現在の道の状態を表してるとは限らへん。
心配しつつ、右に左に。
グルグル曲がりつつ、対向車が現れないことを祈る。
道はどんどん山を上る。
このまま、峠を越えてしまうんやろか?
どうもそうらしい。やっと1台すれ違った。雨やからお互いにライトをつけてる。
その後、峠の頂上あたりを通ってた。
ん? 何か看板があるではないか。
展望台らしきものがある。
降りて確かめてみる。
何と、雲海展望台と書いてあるではないか。
こんなんあるって知らんかった。旧道を通ってよかったと言えるんではないか。
運良く、絶景ポイントに行き当たったか。
残念ながら、霧はあるけど雲海はない。
残念ではあるけど、雲海の景色なんてよほど運がよくないと見られへんのやから、
ここに出くわしたことと、霧が立つ風景を見られたということを喜ぶべきではないやろか。
じっくり見てるうちに霧が濃くなってきた。
晴れてたら、もしかしたら、赤木城や丸山千枚田あたりが見えたんかもしれん。
大きな道は楽で早かったかもしれんけど、結果的にはこっちでよかった。
古いナビにお礼を言わんとあかん。
急に元気が出た。楽しい旅になりそうだ。
ツエノ峰、雲海展望台
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ありがとうございました。