熊野古道の旅、中辺路をちょろっと。−12、鍋割地蔵へ。

鍋割地蔵へ。

さて、少々腹が減ってきた。
昼には少し早いけど、朝ごはんは小さなパンを2切れくらいやったんで、エネルギーが
切れてきた。胃が小さくなってる今では昼までにおやつが必要な体になってる。
それに、前から、ガス欠気味になると一気にバテるんで気をつけんとあかん。
見晴らしのええとこで休憩しながらパンをくおう。

携帯食兼用の小型アンパンやから、パワー供給にはちと不足気味ではあるけどしょうがない。
ボソボソ食おう。
もちろん水分補給にも気をつけんとあかん。
昔人間はつい、水を我慢しながら歩くという癖がついてしまってるけど、早め早めに
水分をとりながら歩かんと気が付かないうちに熱中症になってバテやすくなる。
そうは言うものの水は重い。
体力と持っていく水の数のバランスを必死に考えんとあかん。今回は、雨具が必須やから
余計悩ましい。
てなことで、水を呑みつつアンパンを食う。
タンパク質はないけど、それでも食ってると元気がでてくる。
まだ先は長い、頑張って先に進もう。
「ヤマレコ」の地図と高度表がとても参考になる。
後どれくらい登るかがすぐにわかる。
たまに蛇が出る。襲っては来ないけどわしは嫌いだ。
姿をみたらギクッとなる。
ちょっと疲れてきたら、注意力散漫になったみたい、一度は足で頭のあたりを
踏んづけてた。向こうもびっくり、こっちもビックリ。
幸い、石もあったんで怪我をさせることはなかった。さっさと逃げて行きはった。
まだまだ出会うんかと思うとあんまりうれしくない。
そうこうするうちにピークを過ぎたようだ。
あんまり頂上を通ったという感じはない。峠を通り過ぎたという感じだけだ。
そこから下っていくと、お地蔵さんが見えた。

ちょっと囲いがあって標識もある。

これが「鍋割地蔵」というやつらしい。

一遍上人にまつわる伝説の場所であるらしいけど、それがどんだけありがたいんかはようわからん。

お地蔵さんというよりはお坊さんの彫像みたいではある。
囲いがお家になっていて、ちょっと良い暮らしをしてはる?
ここからは上りが終わったみたいでとても歩きやすい。

しかし、下りは下りで長く続くとだんだんしんどくなる。
しかも地図を見ると、下りもかなりの急坂みたいだ。これから先気をつけて
歩かんとあかん。

頑張ろう。

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ありがとうございました。