松花堂美術館内、松花堂庭園を見る。
ある日、「旅する拓本」という展覧会の案内が来た。題からしておもしろそうだ。
しかも開催場所が、八幡市にある松花堂美術館というんで驚いた。
全く知らんかった。なるほど松花堂昭乗といえば男山八幡宮、ゆかりがあって当然だ。
ということは、美術館には、ゆかりの庭園がある。というか庭園に美術館をくっつけてる。
美術館に来たからには庭園も見させていただこう。
入り口に吉井勇の歌碑がある。
「昭乗といへる隠者の住みし廬近くにあるをうれしみて寝る」
さて、茶人昭乗の企みを拝見しよう。
というても、元々の昭乗の草庵は男山八幡宮のあたりにあったはずで、移築、再建された
後にはどれだけ昭乗の気分が残っているのかはわからん。
なるほど、八幡といえば竹か。
えらく作為的な造形?
わからんけど。
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動線を複雑にして狭い所を広く見せたり、景色の変化を創ったりするような技には
あんまりこだわらず、
ごく素直な道と小川で奥へと誘う設えのよう。
道の左側をずっと小川が誘ってくれる。
鯉も泳いでる。
水辺にいろんな仕掛けがあって楽しい。
ワイヤーが張ってあるのは虫対策?
風情を損なわんよう工夫してある。
水面に枠で囲まれた葉っぱがある。
「アサザ」という植物で、準絶滅危惧種らしい。
川を巡ってどんどん奥に進む趣向になっている。
わしらもどんどん進む。
最後に茶室に行き着いた。
ちょっと新しすぎる? 感はないではない。
さて、あんまりゆっくりしてたら、講習会が始まってしまう。
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ありがとうございました。