コロナ引き籠り。杭州絵画留学の日々が懐かしい。−29、今度は西泠印社へ、スケッチ授業。

今度は西泠印社へ、スケッチ授業。

さて、この週は授業はスケッチがメイン。講座内容もそのようになってる。毎日のように
どっかにでかけていく。
行く先を決めたら、タクシーに分譲して行く。行く行かないは自由みたいやけど、大抵の人は
行く。わしは、バスで行きたいけど、経路がわからんことも多いし、時間の問題もあるんで
行きは一緒に行く。帰りは自由にさせてもらう。
てなことで、今回は「西泠印社」冷の本当の字はさんずい編らしい。何故そうなんかはわからん。
「西泠印社」というのは篆刻の学問をする、普及活動をする結社としてできた。
設立時には日本の人たちも結構からんでいたらしい。
今はどうなんかはようしらん。組織はあるんかもしれんけど、上海にある印泥屋さんとしての
名前の方がはるかに有名になってしまった。
しかし、西湖の岸辺近くにある小さな島、孤山にはその本部だったころの建物とか庭園が
残ってる。今は有名な観光スポットでもある。

今回はここに行く。

湖岸から10mほどの橋を渡るとすぐに入り口がある。

そこから小高い丘の上に上っていく。

鬱蒼とした木々の間を抜けていく、という趣向になっている。

篆書の碑文が雰囲気を作っている。

丘の上は見晴らしが良い。

小さな広場があり、

東屋があって、西湖の風景を楽しめるようになっている。
お茶が飲めるお店もある。

さて、ここで解散だ。思い思いにスケッチをするようにということ。

さっそく、始めてる人もいてる。

わしは裏の方に回ってみよう。
坂を少し下ると古風な雰囲気を漂わせた庭園跡がある。

わしはこのあたりを描いてみよう。
最近どうも、先生との間がギクシャクしてる。
わしではなくて、他の日本人もそう感じてるみたい。
どうも先生は英語をしゃべることが得意でならんらしい。欧米系の人たちとは
中国語でなく英語で喋って、それが実に嬉しそうにやってはる。
最初の頃は教室では中国語で、当然ながらやってたけど、いまでも英語の場合も多い。
わしら東洋人には絶対に英語で喋らへん。中国語だ。
なんか見苦しいんよねえ。
それと、教え方もちょっと気になりだした。
いろいろ気になりだしたら気が重くなる。

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ありがとうございました。