雪の新潟紀行、北越秋山郷を尋ねる旅ー40、五頭温泉、珍生館の朝。

五頭温泉、珍生館の朝。

一夜明けたら結構雨が降ってる。天気予報通りだ。
友人たちは朝風呂に入る。わしは温泉といえどもあんまり風呂は好きではないんで部屋で待つ。
待ってる間にネットで調べたら夜のうちに白鳥は結構帰ってきてるみたいだ。
しかし、この天気で瓢湖までバスの無い時間、タクシーに乗って日の出を見にいく気がしない。
朝はのんびりしてバスで一応もう一回瓢湖を見て帰ろう。
朝飯の時間が来た。

丁度ええくらいの量と内容だ。飯を食ったら支度をして表に出る。
温泉街を見がてらバス停まで行こう。
宿を出てすぐ左側に華報寺がある。

温泉街は右手の方だ。
まるっきり何もなく通り過ぎてバス停のあるロータリーまで来た。

なんもないなあと思いつつ回り込むと石水亭跡という史跡らしきところが、
由来を書いた板ももはや読めない。

石仏様もいてはる。

昔の由緒ある旅館跡らしい?

もはや、昔の夢の跡だ。
バス停前のロータリーに戻って来た。

これを見ても特に何かがあるというわけではないという鄙びた温泉町であることが
よくわかる。他にすることもないんで小雨の中バスを待つ。

バス停はちいさな小屋になっていて雨宿りができるけど、もうすでに3人ほどの
先客がいてはる。わしらは傘をさして待っていよう。
定刻になったらバスが来る。
乗客はほとんど居ない、と思ったら、途中、途中で結構乗ってくる。

窓の外はとても良い景色。
遠くに見える美しい山並みは朝日連峰なんやろか?

雪がまだらに積もった田園を走る。
おや、よく見たら、田んぼの中に白鳥がいてはるではないか。

もうすでに出陣してこんなとこで朝ごはんを食べてはるではないか。
ということは今から瓢湖に行っても、もう白鳥はおらんということだ。
まあ、予想してたことやからしかたがない。
とおりすがりに勇姿を拝ませていただこう。

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ありがとうございました。