雪の新潟紀行、北越秋山郷を尋ねる旅ー17、十日町でまたまたスタック。

十日町でまたまたスタック。

さて、今回の旅の大きな楽しみは鈴木牧之の「北越雪譜」の世界にちょっとだけ触れて
雪の秋山郷の暮らしを感じてみることであった。しかも、今年は例年にない降雪の少なさ
だったにもかかわらず殆どの観光ポイントは見られなかった。
それだけ雪の中の観光旅行は難しいということがよくわかった。四駆、スノータイヤの
車で来ていても無理して中に入って行くともしかしたらスタックして戻られへんかも
しれん心配がある。それに行ったとしても雪に埋れて何も見えへん誰もおらんという
可能性も強い。心して来んとあかんのだ。
てなことで栄町、秋山郷をすぎて十日町方面に戻る。

あんまり見学せんかった分時間がある。どこへ行こう。
秋山郷でたっぷり時間をとって見学するつもりやったんで他はあんまり調べてない。
とりあえず、ブナ林が美しいという「美人林」なるところに行ってみよう。あんまり
詳しい状況はネットではわからへんかった。もしかしたら、雪山歩きの装備がなかったら
行かれへんかもしれん。
心配しつつもナビをセットしてそちらに向かう。

窓の外は雪、止むことなく振り続けてる。道にもどんどん積もって来る。
あんまり嬉しく無い。

国道117号線に出たらさすがに車の往来が多くて道路の雪は溶けている。
走りやすい。しかし、すぐにまた353号線、山道の国道に入って行く。
結構遠い。雪がどんどん降って来る。前が見難い。
途中から国道をそれてもう少し山の中に入る。林間施設みたいなところに入っていった。
ナビと地図によるとこの奥らしい。
ほんまに車で行ってもええんやろか?
しかも上り坂だ。車の轍があるんでちょっとだけ行ってみようか? 少し上に平らな
とこがあって山小屋みたいな建物がある。あそこで様子を聞いたらええか。
そんなこんなを迷いながらジワジワと進む。
轍の跡もどんどん深くなる。しばらくすると動かなくなった。
一旦戻ってまた前に、ジワッとエンジンをふかしながら戻ったり進んだり。
あの手この手でやってみるけどこれはこれ以上行くのは無理やわってわかった。
しかたない戻ろう。
戻りは、進むよりはるかに難しい。新雪を踏み、轍を踏み潰して進む力はない、
それがあれば先に行けてた、轍の跡を狙って車を入れるしかないんやけど、ルームミラーと
バックミラー、後部モニターを見ながらでもよう見えへん。
すぐに外れて乗り上げる。
とうとう動かんようになった。友人が降りて押してもにっちもさっちも行かへん。
前に押しても後ろにおしてもちょっと改善したかと思ったらすぐにスタックする。
どうしよう。そのうち、登山ハイキング姿の方々が集まって来はった。やっぱり
美人林に行く道路ではあるのだ。車では行かへんだけだ。
皆さん、カンジキなどの装備をちゃんとしてきてはる。
なんでこんなとこに来たんやと責め立てることもなく、押すのを手伝ってくれた。
一回うまくいって皆解散したあとまたスタックした。

もう誰もおらへんと思ったらまた別のグループがきて助けてくれた。
こんな時に新雪に助けて頂けるととてもありがたい。
天の助けとはこのことだ。
さぞかし、無謀で物知らずな爺さんドライバーやと思ってるやろ。
とても申し訳ない。
やっと脱出。運転席でハンドル握ってるだけで、汗だく、喉カラカラになった。
やれやれ。
山道に入る前に、その道を行きすぎたとこにある建物(里山科学館?)で輪カンジキなどをレンタルして
行くのが正しいやり方だったよう。

わしらはどうしようかと思ったけど、この先どれくらいの距離があるかどうかも情報がない。
装備を借りてまた長時間かかるんでは、その上この天気でどれくらいの良い景色が
望めるのかさっぱりわからん。
無理せんとやめとこう。

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ありがとうございました。