富山、宇奈月方面に旅した話−23、トロッコ電車から富山地鉄、新幹線へ。

トロッコ電車は黒薙駅を出発した。

この電車、車内がとても面白い。

朝一番の電車が折り返してきたわけではない。それは1時間後にくる予定。

元々それに乗る予定が、臨時電車がくるということで、急遽乗ることにしたのだ。

ただの臨時電車でなかった。

工事車両というか、客車に工事や保線関係の人が乗ってるという状態。

ここに一般客も乗せてくれるみたいなのだ。ありがたい。

予定通りやと、乗り継ぎ時間も具合悪くて、金沢に着くのは13時半頃だ。

これに乗れれば、うまくいけば11時半頃金沢につける。

すばらしい。

おばちゃんたちのごく日常な会話につい聞き耳をたてながら景色を見る。

外は晴れてる。

昨日までとはえらい違いだ。

あじあん

黒部峡谷の風景を楽しみつつ下る.

昨日よりは、ゆったりした気分で見れる。

大きな段々の滝が見えている。

自然のやつとは思えへんけどどうなんやろ。

 

あじあん

景色もええけどおばちゃんたちの世間話が面白い。

 

退屈せんうちに宇奈月に着いた。

切符をわたすだけではなくて、窓口に行かんとあかん。

急げ。

黒薙駅では切符を売らず、乗車証明だけだしてくれた。これで精算せんとあかんのだ。

面倒やけどしょうがない。

でも、ちゃっちゃと終わった。

あじあん

富山地鉄の駅まで急ぐ。

こんどは、ベンチシートのやつではなくて、カッコいい電車がやってきた。

シートも高級ではないか。

こんどは、新黒部駅での乗り換え時間が10分しかないんでちょっと心配しつつ旅を楽しむ。

外は微妙な天気。

晩秋の山里を走る。

長閑に走る。

電車はちと遅れてる。10分の乗り換えが5分になりつつ・・・

心配だ。指定席やからネットで変更しよう。

こんな時に限ってできへん。困ったもんだ。

あじあん

新黒部駅に着いた。

急ごう。駅員さんに手伝ってもらってやっと交換成功。

ホームに上がったらすぐに列車がきた。

やれやれ。

ぎりぎり間に合った。

あじあん

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