ルアンパバーン、ビエンチャン、バンコクの旅−35、新たな竹橋発見。

新たな竹橋発見。

今日は朝早くから行くとこがある。前回、7年前に来た時に噂の竹橋を見に行ったら、
流されてなくなっていた。それは雨季の間に流されたかわざと壊されたかしたもんや
というのが今はわかったけどその時はとても残念だった。今はまだ雨季ではないし、
2日前に別の竹橋を見に行ったんで、今回は絶対あると思える。朝早くの涼しいうちに
見に行っておこう。例によって町中の中央大通を北に向かう。雨季が近いせいか夜が
雷が鳴ったり天気がグズグズしてるけど朝は快晴だ。
暑くなる気配が濃厚である。涼しいといっても昼よりはましという程度にちかいけど
それでも歩くには支障がない。傘なしで歩ける。
せっかくの旅の空、よそ見はするけど寄り道はしないで前に進む。
どんどん進むと突き当りT字路に着く。
ここらあたりだ。
前に来た時はごめんなさいの看板だけがあった。つまり、橋の絵だけ描いて☓してる。
橋はなかった。

今回はどうやろと恐る恐る川を覗き込んだら。あった。

紛れもない、これや。
えらい立派な橋ではないか。しかも長い。

毎年、壊してしまうにしては丁寧に作ってる。
竹っていうのは上手に組むととても丈夫になるようだ。一見チャラいようでしっかりと
計算されて作られているようである。
この場所は写真上の方がメコン川の本流でそこから右手に向かってナム・カーン川(Nam Khan River)が
支流となって流れ出している。

枝分かれしたまだ幅の広い部分に橋が懸かってるんで結構長い橋になっているのだ。
何のためにこの橋があるのかと言うと向こう側に渡るためだ。あたりまえやけど。
向こう側には何があるか。
実は行ったことがある。前回は橋がなくて渡れなかった。渡し船もなかった。
本当は歩いて行きたかったけど、こちらで知り合った友人と、やむなく、トゥクトゥクで
行くことにしたのだ。向こう側にも町というよりは村落みたいなとこがあって
芸術村みたいになっている。メインは紙漉きの工房みたいで、紙漉きを見学したり工芸品を買ったり。
ワークショップなんかもやってるみたい。
伝統柄の絹織物を実演販売するような店もあるし、デザインモノの衣服や布を販売するような
店もあった。とても興味深い。
もっと奥には鄙びた寺院があってこれもまたとてもいい感じであった。
今回は目の前の橋を渡ったらそっちに行ける。しかし、残念ながら行かなかった。
今から思えば行っておけばよかった。後悔先に立たず。
いろんな雑念を振り払わずにスケッチをする。

朝早いんであんまり人はいない。時々観光客やら、カップルやらが散歩にくるくらい。
のんびりしたものだ。

中国人らしき観光客がしきりにわしらの絵を覗き込んで、写真に撮ってええかと言う。
まあ、何の役にも立たんけど撮っていただいた。
橋を渡ってる人はいない。まだそういう時間ではないみたい。

そやからか料金所みたいな小屋にも人は居いへん。
木陰もあるし、いくらでもスケッチする時間がはある。
とてものんびりした一時だ。

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ありがとうございました。