熊野古道、小辺路歩き、リベンジ編−24、紀伊田辺から特急「くろしお」で帰る。

さて、雨も大分上がってきた。バスの時間も迫ってきた。バス停に行こう。さっきはガランとしてたのに
いつの間にか行列ができている。

チケットは無し、整理券をとって降りる時に料金を払うという路線バス方式だ。
座席は半分くらい埋まって出発。旅行者ばっかりというよりは路線利用の人が殆ど見たいな気がする。

この路線は車窓の景色がとても良い。
それもそのはず、熊野古道、中辺路ルートに沿って走ってるようだ。

遠くの山を雨と霧が良い感じの雰囲気に仕上げている。
1時間半プラスで紀伊田辺駅に到着。

駅前で仕上げに一杯やって帰ろうかとも思ったけど、天気がややこしくなりそうやったんで
駅に向かう。

おしゃれなカフェみたいな外観の駅だ。
幸い16:30すぎの特急がすぐにやってくる。急いでチケットを買って中に入る。
自由席で十分やろ?
その考えは甘かった?
もうすでに行列ができ始めてる。急いで並ぶ。
時間になっても列車がこない。
しばらくすると放送が。先程来の大雨の影響で列車が徐行運転、あるいは一時停止をしてるのだ
そうだ。いつ紀伊田辺駅に到着するか今のとこ分からんという。
えらいことになってきた。とりあえずチケットを手に入れて早い列車にスタンバイできて
よかったんとちゃうやろか? この先どうなっていくかわからんやんか?
結局30分近く遅れて列車がやってきた。

予想通り自由席はほぼ満員近い。それでも列の前の方やったんでなんとか座ることができた。
やれやれだ。
走り出してからも徐行運転が続くんんでどんどんと遅れが大きくなっていく。
ゆっくり走るんで外の景色はなかなか良い。

しかし、景色を愛でる気もあんまりしいへん。
下津を過ぎて海南を通る頃、やっと通常スピードに近くなった。
結局1時間ほどの遅れで和歌山駅に到着。
わしはここから九度山に帰る。
楽しい旅も終わった。
昨年のリベンジは成功したと言えると思う。ただあまりの暑さが想定外やった。
でも、今後もこんな暑い夏ばっかりなんとちゃうやろかと心配してしまう。

今は大分時間が経ってブログを書いているんやけど、調べたら、その後の台風などで
小辺路のルートも通れないところがでているようだ。
高野山に向かう高野七口のルートも通れないところが殆どみたい。
道だけでなくて被害にあった家も多いと思う。一刻も早い復興をお祈りします。

熊野古道の話はこれでおしまい。
長い間ありがとうございました。

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ありがとうございました。