郊外に滝があるらしい。来る浜どんどん山道を走る。おっと道を間違えたか？
少しずつ悪い予感が・・。 自然の景観を目指してるというよりはテーマパークの
標識を目指してるようなのだ。
着いた。
かなり歩かんとあかんらしい。見た目にあきらかにテーマパークだ。
それもできたばっかりみたい。水の流れに沿って上流へ進む。けっこう長い道のりだ。
しかし、わざとらしさが目立ってあんまり気が進まへん。
木の間隠れに滝が見えてきた。
滝は本物みたい。
結構大きな滝だ。
地元の人達も観光に訪れる場所みたい。
でも、なんだかなあ。あんまり感興がわかへん。あんまりわざとらしいもんをくっつけたら
興が削がれる。
何となく不消化感を抱いたまま次を目指す。
「花の高原」と言ったようなとこらしい。
これまた、見るからにテーマパーク、色とりどりの花壇やら、風車やら、どっかヨーロッパを
模したような、其の中に少数民族の家が混ざり込むような違和感。
こんな風景の方がまだましではないか。
しらけた気分で移動する。悪い予感ばっかり。
途中で普通の村の普通の田舎道をいくつも通る。
そのうちにこんな風景に出会った。
サトウキビの収穫をしてるらしい。
こういう風景はとても良い。
では次はアン村という所と言う。
高原の中に少数民族の村があって・・・・花が咲いて風が吹いて・・・・
てなことを漠然と想像してたら、えらい当て外れ、どっか日本の郊外の
湖リゾートに行ったみたいなかんじ。
駐車場が整備されて、遊歩道があって、人工的な湖と松林がある。
全然興趣が湧かへん。
運悪くと言うか、ちょうどええと言うか、えらい雨が振ってきた。所謂スコールの
ような強烈な雨だ。慌ててバスに逃げ込む。
本日の観光はこれでおしまい。
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ありがとうございました。
