宇陀の民宿で新米をいただく-03

さて、ありがたいパワースポットで元気を頂いたら、また農家に戻るのだ。
着いた時に「一昨日刈りとったばっかりのお米を食べさせたげるよ」と言ってたので
これは楽しみだ。
「明日は沢山ボランティアの人がきて稲刈りをするんですよ。貴方達もどうですか?」
ほう、グリーンツーリズムをやってるんや。
そういう雰囲気はいいが、体力と気力が伴わない。
「おいしいご飯だけいただきます」
「あっ、いいスピーカーありますね」ピアノの横になにげなく置いていたのは
Tannoyだった。オーディオマニアというほどではないが、往年の名機に出会うと嬉しい。
「これ聴いていいですか」
音楽もあって晩飯はいよいよ盛り上がる。
さて、鮎の塩焼きと野菜の盛り合わせがきた。
これだけで殆ど満腹になりそうだ。

yoru100916-1

後は焼肉だという。
「野菜はここで採れたものですよ」
「おいしいなあ」
あまりに沢山ありすぎてお腹がはちきれそうだ。

yoru100916-2 yoru100916-3 yoru100916-4

yoru100916-5
しかし、こればかり食べている場合ではない。
「そろそろご飯を出していいですか?」
「おねがいします」
待ってました。なのだ。
「水は井戸水ですから、これで炊いたご飯はおいしいですよ」
「おいしい」
ごはんがこんなに旨いとは感動だ。
おかず無しで食べたくなる。
炊け具合もちょうどいい。新米の程良い甘みと香りが口いっぱいに広がる。
漬物もいらないくらいだ。ごはんだけで何杯でも食べれる。
明日の朝ごはんが楽しみだ。

yoru100916-6