高山病爺さんがエベレスト街道を通ってエベレストを見に行くの記-29、エベレストビューホテルで晩飯

て、待望のエベレストビューホテル滞在が始まった。と言うても窓の外を見た
ところで雪ばっかりなんで何の感動もないけど、今か、もう直ぐか、もうちょ待ったら
とかグズグズ期待ばっかしで時間が経っていって、まんざらとことん暇という訳でも
ないのが不思議だ。と言いながらもやっぱりすることはないんで飯でも待つしかない。
本を読むのも飽きてきたころ、やっと晩飯の時間となった。カトマンズで晩飯食ってた時に
ふとこのホテルの話になって、あそこの晩飯はフルコースやから山小屋離れしてるよなあって
聞いた。どんな晩飯かとても楽しみだ。
夜になったら寒いんで、食堂の暖炉に火が入っている。薪がパチパチと燃えるのを
見ながらそれを取り囲んで皆がうだうだ喋るは楽しい団欒だ。
わしらと前後して同じコースを来た人たちは、老若混合、元気一杯の人たちで
高山病も平気らしくて夜になったら酒を飲むから羨ましい。それもそのはず、
明後日にはわしらは歩いて帰るけど彼らはヘリで帰るらしい。歩いて来た道は
歩いて帰りたいと思うけど、ちと羨ましい。
もう一組団体が居てる。わりと年配の人たちばかりやけど元気、元気、こちらも
高山病に強いらしく、がんがんお酒を飲んではる。ヘリで来て、明日ヘリで
帰るらしい。今日の朝までえらいええ天気でエベレストがくっきり見えてええ写真
とれたでとご満悦だ。とても羨ましい。
外国人の方もおられた。ナムチェ・バザールに1ヶ月ほど滞在中のオランダ人の人で
明日からはタンボチェから向こうをトレッキングするために途中休憩してはる
らしい。このホテルは外国人(日本人からみて)やったらツアーでなくても宿泊
できるらしいという噂は本当みたい。
なんだかんだとガヤガヤしてるうちにご飯ができた。

フルコースというわけではないけど、定食風にいろいろとおかずが揃っている。
これがメインかな? チキンのソテー?

お汁も来て、

これで揃った。

これでお酒があれば完璧なんやけど、わしらは高山病を気にしとこう。
また日本食かと残念な気もするが、3880メートルの高地に山小屋ではなくて、
ちゃんとしたホテルがあってそこで普通に日本食が食べれるというのはこのホテル
の大きな売りの一つでそれを喜ぶ人が多いのは当たり前で文句を言う筋合いではない。
それに、お味はとても美味しい。チキンは味が濃いし、どれもまるで日本で食べる
かのように美味しくバランスよく仕上がっている。
シェフはもちろんネパールの人だ。
すごいなあ。
ということで、高山病の影響で又不眠がやってくるかもしれんけど、明日の晴れを
期待して静かに寝よう。

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ありがとうございました。