大阪、谷町4丁目、「ダルバート食堂」へ

先日、ネパールのエベレスト街道へトレッキングに行った時、たまたま、カトマンズで
晩飯を食おうとタメル地区をうろついてたら、タカリ族の人が経営するレストランを
見つけた。地球の歩き方にも載ってる店やったんで、物は試しと入ってみることに
した。日本語が堪能なタカリ人の店主さんがやってきていろいろ説明を聞きながら
美味しい料理を堪能することができた。その話は別途ブログに記載するとして、
その時店主さんが、「大阪にあるダルバート食堂って知ってる? そこの店主さん
が来てはるよ」と言うでは無いか。「知ってる、行ったことある」ということで
まさかこんなとこで出会うとはと奇遇にびっくりした。彼は次の日から秘境ムスタン
の方に行かれるらしい。なんてことで思わずこのレストランの話になりかけてるけど
元に戻して、とにかく無事に日本に帰ってきたんで、せっかく向こうで出会ったんやから
と「ダルバート食堂」に行って見ることにした。

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やっぱりネパール料理って看板に書いてはる。こだわってはるんやね。
わしもそれが狙いなのだ。
空いてるかなって思ったら大間違い。入ったものの席がない。しばらく待たせて
もらおう。
本日の2種盛りは週替わりのサワラカレーとミニチキンカレーらしい。

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スナギモのマリネなんかも気になるけどそんなには食えんやろうと思う。
チリアチャールを追加して、ご飯少なめでいただく。
料理を待ってると声が上がった。常連さんらしい人が、「めっちゃ美味しなってるやん」と
感嘆の声をあげたのだ。店主がネパールに行って帰ったら味がとても進化したらしい。
わしは常連さんではないんで味の違いはわからへんと思う。しかし、そういう声が
あがるほど彼の旅では成果があったということらしい。やっぱり旅はええですなあ。
大きいか小さいかは別にして、何か得るものがある。
多分、何か新しい料理法を学んだというようなことより、何かちょっとしたことが
きっかけで何かのヒントをつかんだ、みたいなことの積み重ねが料理に出たん
ではないやろか。
わしのが来た。

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変化のほどはわからんけどとても美味しい。サワラの魚の旨味と食感がすごく際立ってる。
チキンもしっかりと食べ応えがあるし、ダルスープも優しい味だ。
いろんな副菜とご飯の上で混ぜ混ぜして食べると絶妙のダルバートになる。
辛さも酸味もスパイス感も十分でとても美味しい。
これが今回のネパールの成果なのか。
夜の部にもお邪魔してみたい。
ごちそうさんでした。

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ありがとうございました。

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