高山病爺さんがエベレスト街道を通ってエベレストを見に行くの記-08、タメル地区を散策

今回のカトマンズ滞在のホテルは前と同じ「FUJI HOTEL」だ。星いくつかは
わからんけど、前回泊まった時は、リーズナブルな料金で、スタッフの対応が
よくてとても居心地がよかった。日本語が通じるスタッフもいるんでややこしい用が
あるときにも安心できる。ネットで予約できそうやのにうまいこと行かへんとか
英語やとメールでやりとりできるけど、行きと帰りのアドレスが違うとか色々
小さな混乱はあったけど、メールで部屋や料金の確認、調整など出来るし、予約に
対しての齟齬や誤りも無いんで問題なければおなじとこという感覚で頼んでしまうのだ。
一昨年の地震でどうなったんやろかと心配したけど、外観は全くそのままだった。
中は少々新しくなってるところもあるんで修復が入ったんかもしれん。とりあえず
よかった。
ここに来る途中に車から見た景色は、やはり痛ましかった。前に見たまんまの
アジアの雑踏ではありながら、あちこちにビルが崩れたり、壊れたりして、修復され
ているのもあるけど、瓦礫だけは整理したものの建物はシートをかけたまま放置
されているというものも沢山見かけた。
しかし、印象的だったのは、ネパールの人たちの活力だ。

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廃墟の陰で野菜をうるおっちゃん、それを買いに来るおねえさんたち、いつも
変わらないアジアの熱気がそこにある。見ただけでもまだ大変なんやってようわかるけど
そんなんを吹き飛ばしてる。逞しい、生命力を感じる。やっぱりええなあ。
では、ホテルを出てタメルの街角へ、元気をもらいに行こう。

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その前に、これが、スタッフバッグ。事前にちゃんと届いてる。

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今晩ここに荷物を入れておいて、明日からのエベレスト街道トレッキングでポーター
さんに運んでもらうのだ。わしらは道中必要なサブザックだけを担いでいえばええと
言うありがたい段取りだ。いくらでも入るからええわいと思えそうやけど、1人の
荷物すべて合計して15kg以下という制限があるらしい。向こうは寒そうなんで
防寒着をいっぱいもって行きたいけど限度があるということだ。
スーツケースはホテルに預けて行くという段取りで、大体の目安はもうついている。
街へ出たら直ぐに日本語で声がかかる。

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たまには中国語で声がかかる。そう言う時には知らん顔をする。前回来た時は
中国系の人がやたら街を闊歩していたけど、今回はあんまり見かけへん。聞くところに
よると地震後は激減したらしい。えらい現実的なんやなあ。

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インドに近いからかカシミヤ(ネパールではパシミアって言うみたい)のショール
なんかを売ってる店が多い。同じくインドのダージリンと気候が似てるという事で
お茶屋さんも多い。スパイス屋さんもいっぱいある。ヒマラヤ岩塩も売っている。
気になるモンが多いけど、トレッキングから帰ってゆっくり探そう。
場所柄かスポーツ用品、トレッキング用品の店も多い。どうも、とても安いらしい。
これは事前にじっくりみてトレッキングに行く前に足らんぶんを補充するべきやった。
帰ってからわかった。
街の中は、結構地震のダメージが残っている。覚えてる店がもう無くなってるのも
あるし、半壊状態で支えがあちこち入っている建物もある。新しく建ててるやつは
レンガ壁といえどもさすがに鉄筋の芯を入れている。

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あちこち歩いてたら日が暮れて腹が減ってきた。どっかで晩飯を食おう。

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ありがとうございました。