今年の夏は、結構暑い日が続いた。
という気がするが、振り返ってみたら、毎年夏は暑い。暑くて当たり前なのだ。
それでも、年々、寒い日が少なくなり、暑い日が多くなっているような気がする
のは気のせいだろうか。
昔の人は、1年を24節季という考え方で区切りをつけて、自然と暮らしの移り変わり
見て来た。
ちなみに夏から秋にかけてはこんな感じだ。
立夏(5/5) 夏がくるぞ
小満(5/21) 草木が茂り始め梅雨が来るぞ
茫種(6/5) 穀物の種まきの時期だ
夏至(6/21) 一年で一番日が長い、
小暑(7/7) 梅雨があけ本格的に暑くなる
大暑(7/23)文字通り一番暑いはずの時期
そして秋
立秋(8/7) 秋がくるぞ
所暑(8/23) 暑さが終わるはずの頃
白露(9/7)本格的な秋になり露も白くなる
秋分(9/23)
少しずれている部分もあるが、今でも生活感にそれほど大きなずれはないものが
ほとんどだ。古人の知恵はたいしたものだ。
こういう季節感で食べる果物や野菜を、さり気なく画に画き取れたらと思う。
夏から秋にかけて、空気も食べ物も変わっていく。
おいしい季節は終わらない。
果物や野菜を画いてみよう
- 2009年9月20日
- 書画、篆刻など
- 4人