では、予定どおり琵琶湖大橋へ向かおう。琵琶湖大橋を渡りきったらピエリ守山
という大きなショッピングセンターがあって、そこで旧友と再会することになって
いるのだ。とりあえずはそこを目指していくことになる。琵琶湖大橋への分岐
から来たんで帰りは来た道をたどるだけ、簡単、簡単って思ってたら町の迷路の
中でわからんようになってしもた。右曲がって左曲がったらもう違う路地に入って
しまってる。大まかな方角はわかってるんで心配はないんやけど、行き止まりの
道と渡れない水路が多い。ジタバタしながらやっとコースに戻って橋のたもとの
道の駅まで来た。ここからぐるぐるっと曲がって大橋にでる。
自動車専用道路とばっかり思ってたら、歩いても自転車でもいけるらしい。
歩道兼自転車道は広いんで走りやすい。
景色も雄大やから気持ちがええ。
しかし、横を車がバンバン走るからちょっと怖い。これを見てたら、前にホーチミン
からプノンペンに向かってバスで旅行した時のことを思い出した。クソ暑い中を
国境を越えてバスが走る。結構ヘビーな旅やったけど日も暮れかけてプノンペンの
街が近づいたはずの時に大きな橋を渡った。とても大きな橋やった。
渡りながら、これはこないだテレビでやってた「つばさ大橋」やなってわかった。
日本が資金援助してできた、ベトナムーカンボジアを繋いでメコン川を渡る大きな
橋だ。バスに乗ったままやったんであっというまに通ってしまった。全容の写真
を撮る機会はなかったけど、歩道もきちんとある美しい橋だった。
これができる前はフェリーで渡ってたんで、その時もフェリーとばっかり思って
いろいろ注意点を調べてたんやけど既に完成していたのであった。こういう所で
日本が役にたってるのを見ると嬉しかった。しかし、琵琶湖大橋とは何の関係も無い。
もひとつ橋の話。
前にラオスのルアンパバーンに行った時に橋でおどろいた。
車最優先ではないか。人が通るところは非常に冷遇されている。危なくてしょうが
ない。ところどころ床に穴が空いてた。基本、歩く人がいてないんやと思う。
殆どの人がバイクに乗っている。車も遠慮がちだ。このスタイルはベトナムでも
一緒やった。しかし、自転車の人はどうするんやろ?そんな人いてへんのか?
あとひとつ橋の話。
ネパールでこんな橋を見た。
谷にかかった大吊橋だ。けっこう怖い。高さもかなりある。
それはええんやけど、ここをバイクで駆け抜けていくやつがいた。何すんや!
バカなやつめ、マナー知らずって思ったけど、それをしなかったら、谷まで降りて
川を徒渉して渡らんとあかん。車はみなそうしてた。
なるほど、バイクでそれは気の毒やなあって思った。
橋ひとつとってみてもいろんなお国柄があって面白い。
いろいろ余計なことを考えながらでも橋の距離は短くはならん。結構長い。
去年の「しまなみ海道」の締めくくり、来島大橋よりは短いけどそれなりの
距離があった。渡り終えたらあっけない。
目の前にピエリ守山が見える。
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ありがとうございました。