ミャンマー紀行、祈りと優しさに出会う旅-48、ヤンゴンに戻る

飛行機の遅れが少々気になる。まあ、遅れるって常識みたいなもんなんで、そ
んなんを気にしてたらはじまらへんのやけど、今日の場合は、ホテルに戻ったら
すぐにホテル近くのBBQストリートに行きたいという大きな目的がある。
念願の伊勢海老を食うのだ。ちゃんと店は見つけてある。しかし、このままやと
ホテルに着くのは21時頃になるんとちゃうやろか? それからBBQストリートに
繰り出したとして、店はまだ開いてるやろか? 開いてても伊勢海老が売り切れ
てたらどうしよう。てなことが心配でそわそわする。
飛行機では晩飯が出る。

bbq160818-0

と思たら簡単なお菓子定食みたいなやつ。まあええわ、機内食で腹一杯になった
ら伊勢海老が美味しくない。
ヤンゴンの空港に着いたらもう真っ暗、スーツケースを受け取ったらもう20時
近い。ホテルまで渋滞してへんかったらええなあと焦りつつタクシー乗り場に
向かう。国際線出口ではちゃんと案内デスクがあったけど国内線側ではそんなん
見当たらへん。若いお兄さんが近寄ってくる。ためらってたらわしらは正規の
案内人やから大丈夫やと言う。ほんまかなあと思いながら値段を聞くと、10000チャット
やと言う。前乗った時は8000やったやんかと頑張る。首を横に振るんで、
9000でどやというと、しゃあないなあという顔でうなずいた。まあ、ぼら
れたうちには入らんやろ。こっちは先を急いでる。
夜の渋滞があるんかと心配したけどえらいスムーズにホテルまでついた。ホテルは
もうすっかりお馴染みになってしまった「Hotel Grand United 21st Downtown」だ。
4階の受付ロビーまでエレベーターで上がる。バウチャーを取り出すまでもなく、
お兄さんたちも完全に覚えてくれていて、「ただいま」、「お帰りなさい」状態だ。
スタッフ皆が暖かい声をかけてくれる。安宿ではあるがとても居心地がいい。
第一、WiFiがちゃんと使える。
しかし、この気のいいスタッフたちが夜はどっかに部屋があるんかと思たら、
このロビーで雑魚寝をしていたのは驚いた。たまたま満室やったからか、日常
それなんかはようわからんけど、よう働くわ。
荷物を置いて軽くシャワーでも浴びたいところやけど、それは後回しだ。伊勢海老が
食いたい。
では、早速、BBQストリートへ繰り出そう。一階のエレベーター乗り場のあたりで
たむろしてるおっちゃんも、道路脇でスタンバイしてるホテル付きのタクシー
のおっちゃんもいつもどおりだ。にっこり手を振って送り出してくれる。
ここはホテルの名前の通り21th通りで、BBQストリートは19thやから
いきりたたんでもすぐに着く。しかし、2本目ではなくて3本目だ。あいだに
名前のわからん通りがある。

bbq160818-1

夜の9時ともなると店も客もエンジン全開、パワー全開状態だ。時として、大きな
声も聞こえるし、歩いていても肩と肩が触れ合うことも多くてすんなり真っ直ぐ
には歩きにくい。今回は19thではなくてそれと垂直に交わる大通りを歩く。
そのどこかにこないだ見た伊勢海老を置いてる店があるのだ。

bbq160818-2

大通りやから車がバンバン通っている。19th通りとて車通行を規制してる
わけではない。道が狭いんであんまり入って来いへんだけだ。大通りはむしろ
車が主体のはずやのに両側1車線ずつは完全に屋台が占拠している。車が走ろう
が走るまいが場所があるところに屋台をだしていいのだという判断はどんな場所
でも同じレベルで行われるらしい。
おっと多分このへんやないやろか?

bbq160818-3

エビ、カニ、シャコ、貝、美味しそうな海の幸がいっぱいあるやんか。
ここに違い無い。

bbq160818-4

目指す伊勢海老もあるそうだ。
さあ、食うぞ。

ブログランキングに参加しています。もしよかったらポチンとお願い致します。
にほんブログ村 旅行ブログ アジア旅行へ
にほんブログ村

ありがとうございました。